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ジムの有酸素運動マシン、どんな種類がある?それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説

 スポーツジムには、たくさんの有酸素運動マシン(カーディオマシン)があります。天気が悪いときでも室内で行えるため、ダイエットで脂肪燃焼を狙いたい人や痩せたい人には欠かせません。トレッドミルのように走るタイプや、自転車のように漕ぐエアロバイク、またステップマシン、クロストレーナーなど、マシンの種類やトレーニング効果の違い、メリット・デメリットをご紹介します。

トレッドミル(ランニングマシン)

トレッドミルの特徴とメリット

 代表的なカーディオマシンといえば、まず「トレッドミル(ランニングマシン)」が挙げられます。どんなスポーツクラブにも必ず設置してあるトレッドミルは、ウォーキングやランニングを室内で行えるようにしたマシンです。最新のトレッドミルにはテレビだけでなく、インターネット接続によってYouTubeやNetflixなど動画サービスが視聴できるなど、運動中でも飽きずに続けられる仕組みが備わっているので、飽きやすい人にはうれしいポイントでしょう。

 トレッドミルのメリットは、なんといっても消費カロリーが多いこと。カラダ全体を使って行うので、消費カロリーは他の有酸素運動マシンと比べても多い部類に入ります。また、以下のメリットが挙げられます。

一定のスピードを保ちながら走ることができる
傾斜をつけることで運動強度を簡単に変えられる

 これらは、屋外を走るより優れている点です。

トレッドミルのデメリット

 トレッドミルはランニングベルトが回っているだけで、自分の力で走行しているわけではありません。そのため、屋外でのウォーキングやランニングよりも、負荷は若干少なくなっているといえます。

エアロバイク(フィットネスバイク)

エアロバイクの特徴とメリット

 自転車を漕ぐようにカラダを動かす有酸素運動マシンが「エアロバイク/フィットネスバイク」です。そのメリットは、関節への負担が少ないという点にあります。動作している足が地面へ着地せず、地面から受ける衝撃がありません。そのため、膝や股関節、足首などに痛みや不安がある人でも取り組みやすいマシンです。また、体重が重い人や筋力の少ない人でも、ケガをする心配が少ないでしょう。こうした点から、初心者向けのマシンともいえます。

エアロバイクのデメリット

 エアロバイクは座ったままできるうえ、下半身だけの動作になります。そのためトレッドミルと比べると、運動量が減り消費エネルギーは多くありません。とはいえ最近は、“スピンバイク”と呼ばれる競技用自転車に似た姿勢で乗るマシンも増えてきています。このスピンバイクを使ったレッスンがスポーツクラブで行われていたり、スピンバイクを使った暗闇フィットネスジムが人気だったりと、バイクマシンは人気が高まっているようです。

関連記事:フィットネスバイク+筋トレでカロリー消費!暗闇バイクフェス「FEELCYCLE LIVE 2018 LUSTER」体験レポ

リカンベントバイク

リカンベントバイクの特徴とメリット

 エアロバイクに背もたれが設けられた「リカベントバイク」。寄りかかった状態でカラダを安定させながら漕げるため、関節への負担がさらに少なくなるのが特徴です。また、体力に自信がない人が最初に行う有酸素マシンとして活用したり、リハビリや運動制限がある場合などにオススメです。

リカンベントバイクのデメリット

 リカンベントバイクは、関節への負担が少ないため運動強度は下がり、心拍数が上がりにくくなるためダイエット効果は低くなってしまいます。

クロストレーナー

クロストレーナーの特徴とメリット

 足をステップの上にのせて、円を描くように動かす有酸素マシンが「クロストレーナー」です。上半身はバーを握って腕を振る動作も行えるため、全身を使うことができて運動量も多くなります。

 トレッドミルとの違いは、地面に着地する際の衝撃がないこと。地面からの衝撃を受けないので、関節に対して少ない負担で行うことが可能です。また、上半身のバーを力強く意識して動かせば、トレッドミルよりも上半身を鍛える効果があるといえます。

クロストレーナーのデメリット

 ただし、トレッドミルのように台数を多く設置しているジムは少ないでしょう。そのため順番待ちが発生したり、動きに慣れていないと使いにくさを感じたりして、敬遠してしまう人もいるかもしれません。ただし効果は高いので、空いていたら積極的に活用してみましょう。

ステップマシン

ステップマシンの特徴とメリット

 「ステップマシン」は、階段の上りのようにカラダを動かすマシンです。お尻周りや足の筋肉へ刺激を与えられるうえ、運動量も多くエネルギー消費量が大きいマシンとなっています。

 ステップマシンに似た有酸素マシンに、「ステアクライマー」もあります。これはステップのように上下へ動くのではなく、マシンにエスカレーターのような段差がついており、本当に階段を上るように動くマシンです。設置台数が少ないのが残念ですが、効果は高いので見かけたら活用してみてください。

ステップマシンのデメリット

 ステップを踏む動作に慣れていないと、使いにくさを感じることがあるでしょう。

どのマシンを使うかより、継続が大事

 有酸素運動マシンは、消費カロリーの確認や心拍数の管理が容易なうえ、負荷設定を簡単に変えられるという点で便利です。ただし、どのマシンが効果的かという点で選ぶ必要はありません。効果的でも、長続きしなければ意味がないからです。自分に合った有酸素マシンを使って、運動を習慣づけることが重要です。

[著者プロフィール]
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。​医療系・スポーツ系専門学校での講師や、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。運営協力メディア「#トレラブ(https://tr-lv.com/)」などで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会 JATI-ATI
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<Text:和田拓巳/Photo:Getty Images>

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