2019年4月8日
ドキドキ、6年ぶりのトラック。復帰戦をハードルではなく100mにした理由│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#23 (1/3)
みなさん、こんにちは! 陸上競技の寺田明日香と申します。
ついに桜も咲きまして、外での練習が気持ち良い季節になりました。MELOS読者のみなさんの中にも、外でのウォーキング、ランニングを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 桜の時期ももうすぐ終わってしまうので、お花見にお散歩に出かけるだけでも、いい運動になるのでオススメです。
さて、今回の記事は、前回に引き続きシーズンインに絡めた話題。実は昨日(4月7日)、陸上復帰後初となる公式レースを走ってきました! 今回はその模様も含めてお届けしますので、最後まで、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
現時点での自分のタイムが知りたかった
私が陸上選手を引退したのが2013年、23歳のときでした。なので、今シーズンは6年ぶりに陸上選手としての復帰となるわけですが、実は、復帰初レースは専門種目としている100mハードルではなく、100mに出場しました。
公式レースで100mを走るのは、なんと約6年ぶり。私の100mの自己最高記録は、2007年の高校総体(インターハイ)で出した11秒71。11年前の記録……。ずいぶん前になってしまいましたね……。
100mからのシーズンインを決めたのも、100mの記録がそんなにも前のものしかないということ、私の第一次陸上選手時代のスタイルが、“スピードで勝負する”選手だったというところにあります。
さらに今後のトレーニングのためにも、現時点での自分の100mのタイムがどのくらいか知っておきたいという意図もありました。