【広背筋の筋トレ】背中は鍛え方に“コツ”がある!背筋トレーニング6選 (3/3)
リバースフライ
- 両膝を軽く曲げ、体を前傾させながらダンベルを持つ。猫背にならないように軽く胸を張る
- 息を吐きながら、肩甲骨を中央に寄せるように、両手のダンベルを横へ持ち上げる
背中中央部の上側に効くメニューで、たくましい後ろ姿を手に入れたい人におすすめのトレーニングです。反動を使わず、自分の力でゆっくり下げるようにしましょう。
ワンハンドロウ
- ベンチに片手と片膝を乗せ、上体を前に倒す
- 片手で重りを持ち、脇腹にダンベルを引きつけるように肘を曲げていく
- ゆっくりと肘を伸ばし、下ろしていく
ワンハンドロウは、片腕ずつ動作を行います。片手をイスに置いた状態でカラダを支えられるので、背中のトレーニングに必要な姿勢の維持が楽になるでしょう。
それに伴い、重い負荷が使える、背中を意識しやすいなど、腰への負担を軽減できるメリットがあります。
初心者の場合、腕の力で引っ張ってしまいがちです。しかし、肘を曲げるより高く上げる意識で行うと、背中を効果的に刺激することができます。
背中の鍛え方のコツ
腕の力ではなく“後ろに引く”という意識で行う
背中の筋肉は筋肉を意識しにくく、鍛えにくい部位のひとつです。
初心者の場合、ウエイトを背中ではなく腕の力で引いてしまいがち。腕を曲げるというよりは、腕を後ろに引くという意識で行うとよいでしょう。
背筋トレーニングはダンベルとバーベル、どっちが効果的か
バーベルを使用すると、重量が大きいため背中への刺激は高まります。
一方、ダンベルはバーベルより使用重量は少なくなりますが、可動範囲が大きくなるため、背中を意識しやすいでしょう。
どちらを利用する場合も、背中を丸めないように気をつけます。
筆者プロフィール
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
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<Text:和田拓巳>