フィットネス
2024年9月4日
背中の筋トレ「ラットプルダウン」、背中に効かないNGなやり方 (2/4)
腕で引っ張ってしまう
初心者だけでなく、トレーニングに慣れてきた人でもやりがちなNGポイントです。重い負荷を使おうとして腕の力をフルに使い、ウエイトを引っ張ってしまうのです。
ラットプルダウンを行って腕が先にきつくなる、背中にあまり聞いている感じがしないという人は、腕の力を使い過ぎているのかもしれません。
効果的なラットプルダウンを行うためのポイント
続いて、正しく効果的なラットプルダウンを行うためのポイントを解説していきます。
肩甲骨を下ろしたまま動作する
背中で引く意識を持ち、広背筋に効かせることがとても重要です。そのために意識したいのが、「肩甲骨を下げる」こと。
肩甲骨が上がった状態は肩がすくんでいるとも言えますが、肩甲骨が上がったままバーを引っ張っても、広背筋には効きづらくなります。
動作中は常に肩甲骨を下げ、胸を張るような姿勢を保つようにしましょう。
肘に意識を向ける
バーを下げるという意識が強すぎると、どうしても腕で引っ張ってしまう傾向にあります。
よく「肩甲骨を寄せるように」という動作のコツを目にしますが、肩甲骨を寄せることを意識してしまうと、肩がすくんで肩甲骨が上がってしまう人は多いかもしれません。
そんなときは、意識する場所を変えてみましょう。オススメは「肘」です。
肘を脇腹につける意識で肩甲骨を寄せる
バーを下げるのではなく、肘を脇腹につける意識で肩甲骨を寄せてみてください。バーはあくまでも肘を曲げた結果、下に降りてきているというようなイメージで動作を行います。
そうすると腕に余計な力が入らず、背中を使った動作を行うことができるはずです。