フィットネス
2024年7月2日

【クロール&平泳ぎ】泳ぎ方とコツ。練習方法・正しいフォーム|インストラクター監修 (3/4)

手足を交互に動かす平泳ぎは、ニガテな人も多いのではないでしょうか。ポイントとなる腕の動かし方、足の蹴り方を覚えましょう。

●よくある間違った泳ぎ方

平泳ぎの間違った泳ぎ方

手と足が同時に動いてしまいがちですが、これは抵抗が大きくなり推進力につながりにくくなります。また、膝を開いたまま後ろにキックしてしまうのもNGです。

●正しいフォームと身体の使い方

平泳ぎでは、膝は開きすぎず、膝よりもかかとが外側に開いた状態でキックします。膝を身体に引きつける動作があり、もっとも水の抵抗を受けやすい泳ぎ方でもあります。

ですから、お尻とお腹が沈んだりせず、フラットな姿勢を維持することが大切です。

腕の動き

  • 肘を伸ばしたまま肩幅、もしくは肩幅より少し外に手を広げる。(フロントカーリング)
  • 肘から下を曲げて、肘を立てる。(キャッチスカーリング)
  • キャッチスカーリングをしたところから、肩を中心にして肘を内側に絞る。
  • 肘が肩幅より内側に入ったところで、止まらず腕を前に戻す。

足の動き

平泳ぎの足の動き

腰を落とさず、膝をお腹に近づける。

腰を落とさず膝をお腹に近づける

膝を開きすぎず、かかとの方が開いているように意識してキックする。
※ここで膝が引きつけられていれば自然に足の裏が進行方向と逆(後ろ)を向いている

キック氏をした後体が一直線になっている

キックしたあと、お尻の力を抜かないように意識しながら、足をまっすぐにし、もとの位置に戻す。

身体の使い方

平泳ぎ中に頭を上げて息を吸っている

  • ストローク時に腰を落とさないように、お尻と体幹を締めるようにイメージし、フラットな姿勢にする。
  • 水をかいたあと、脇を締めて前に腕を戻す際はスピードを落とさず、勢いよく戻す。

平泳ぎ中に腕と足を伸ばして体が一直線になっている

息継ぎの仕方とタイミング

水をかいている動作の最中に前を向き、そのまま水をかくと自然と上半身が上がるので、そのタイミングで呼吸を行う。呼吸しようと意識しすぎて無理に背筋を使うと、腰が落ちやすくなるので注意する。

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