ダイエットにおすすめの「発酵食品」一覧&痩せたい人にうれしいメリット3つ (4/5)
発酵食品の効果的な食べ方
発酵食品はそのままでも栄養価が高く、健康やダイエットに効果的ですが、より効果を高める方法があります。ここでは、その方法を紹介します。
発酵食品同士で組み合わせて食べる
発酵食品同士を一緒に食べると、複数の微生物による相乗効果が期待できます。
たとえば、納豆とキムチです。納豆菌は、乳酸菌のえさになる物質を作り出すことが知られており、キムチには乳酸菌が含まれています。そのため、一緒に食べると相乗効果を狙えるでしょう。
また、甘酒とヨーグルトの組み合わせもおすすめです。麹でできた甘酒には、たくさんのオリゴ糖が含まれ、ヨーグルトに含まれる乳酸菌のえさになります。
組み合わせるとラッシーのような味わいになるほか、分離しにくいので、作り置きもできて便利です。
食物繊維と一緒に摂る
発酵食品と一緒に食物繊維を食べるのも効果的です。食物繊維は、発酵するとき菌類のえさになります。
また、麹には糖質が多く含まれています。食物繊維と一緒にとることで、余分な糖質を排泄する効果も期待できるでしょう。ダイエット効果を高めるためには重要です。
発酵食品をとるタイミングはいつがいい?
発酵食品は、朝昼晩の一日を通して食べるとよいでしょう。なかでも、夕食時に発酵食品を摂るのがとくにおすすめです。発酵食品は、タンパク質やでんぷんなどの栄養素が微生物により分解されているものが多いので、夕食に摂っても負担が少ないといえるからです。
また、ヨーグルトの乳酸菌は夜食べると朝の便秘解消につながるという考え方もあります。
ダイエットにおすすめ! 発酵食品を使った簡単レシピ
ここでは、ダイエットにおすすめの発酵食品を使ったレシピを紹介します。簡単ですのでぜひ作ってみてくださいね。
納豆キムチのきのこ鍋
材料(約1人分)
ひきわり納豆 1パック
キムチ 30g
お好みのきのこ(しめじ・えのき・舞茸など) 適量
水 300ml
しらだし 大さじ1
豆板醤 小さじ1
作り方
- きのこは、石突があれば切り、食べやすい大きさに切る。
- 手鍋に(1)、ひきわり納豆、キムチ、水、しらだし、豆板醤を入れ、きのこ類に火が通るまで加熱して出来上がり。
※辛いものがお好きな方はキムチや豆板醤の量を調整してください。
甘酒でひらひらキャロットラペ
材料(約4人分)
人参 1本
甘酒(濃縮タイプ2倍) 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
りんご酢(お酢) 小さじ1
塩 小さじ1/2
作り方
- 人参の皮をむき、ピーラーで薄くスライスする。
- (1)を塩でもみ、10分程度おき、出てきた水分を軽く切る。
- オリーブオイル、甘酒、りんご酢を混ぜ合わせ、(2)とよく和える。
※すぐにでも食べられますが、翌日になると味が馴染んでよりおいしく食べられます。
※甘酒の濃縮度により、甘酒の量を調整してください。