ウェルネスフード
2023年5月22日

ダイエットにおすすめの「発酵食品」一覧&痩せたい人にうれしいメリット3つ (2/4)

ぬか漬け

きゅうりや大根、ナスなどの野菜類を発酵させて作ったぬか漬けは、野菜不足も補うことができます。

肉・魚類

サラミやペパロニなどは、豚肉を乳酸菌で発酵させて作ります。また、ハム類のうち、生ハムも実は発酵食品です。豚肉を塩漬けにして、熟成庫で発酵させて作ります。

さらに、滋賀の名物の「くさや」も発酵食品のひとつです。くさやは、くさや液という発酵液が使われ、さまざまな菌によって発酵されています。

酒類

酒類にも、さまざまな発酵作用を使って作られているものがあります。日本の代表的なお酒のひとつ、日本酒はお米を発酵させて作ります。また、ワインは、ブドウをワイン酵母で発酵させたものです。

加えて、麦を原料とするビールは、ビール酵母を使って麦を発酵させて作ります。最近各地で作られているクラフトビールも発酵食品です。

お茶

お茶も、発酵作用を使っているものがあります。たとえば、緑茶、烏龍茶、紅茶は同じ原料から作られていますが、発酵の度合いによりそれぞれ分けられています。緑茶は不発酵茶、烏龍茶は半発酵茶、紅茶は全発酵茶です。

デザート類

デザート類のなかでも、ヨーグルトは乳酸菌の発酵の力を活用したものとして有名です。メーカーごとに、いろいろな種類の乳酸菌を使ったヨーグルトも発売されています。

また、ナタデココもココナッツの果汁を酢酸菌により発酵させたものです。

さらに、関東で作られているくず餅は和菓子で唯一の発酵食品といってもよいでしょう。くず餅は小麦粉のでんぷん質を発酵させてできたものです。なお、同じ「くずもち」でも、関西の葛餅は葛粉を使ったもので、発酵の工程はありません。

発酵食品の効果的な食べ方

発酵食品はそのままでも栄養価が高く、健康やダイエットに効果的ですが、より効果を高める方法があります。ここでは、その方法を紹介します。

発酵食品同士で組み合わせて食べる

発酵食品同士を一緒に食べると、複数の微生物による相乗効果が期待できます。

たとえば、納豆とキムチです。納豆菌は、乳酸菌のえさになる物質を作り出すことが知られており、キムチには乳酸菌が含まれています。そのため、一緒に食べると相乗効果を狙えるでしょう。

また、甘酒とヨーグルトの組み合わせもおすすめです。麹でできた甘酒には、たくさんのオリゴ糖が含まれ、ヨーグルトに含まれる乳酸菌のえさになります。

組み合わせるとラッシーのような味わいになるほか、分離しにくいので、作り置きもできて便利です。

食物繊維と一緒に摂る

発酵食品と一緒に食物繊維を食べるのも効果的です。食物繊維は、発酵するとき菌類のえさになります。

また、麹には糖質が多く含まれています。食物繊維と一緒にとることで、余分な糖質を排泄する効果も期待できるでしょう。ダイエット効果を高めるためには重要です。

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