五月病
2023年5月7日

【五月病になりやすい人】症状と乗り越え方とは?精神科医解説 (3/3)

大型連休中の理想の過ごし方・おすすめしない過ごし方

大型連休明けに「仕事に行きたくない……」「体調不良でしんどい……」とならないためには、連休中の過ごし方にも注意が必要です。

おすすめの過ごし方

気を許せる家族やパートナー、友人たちと、ほどほどに予定を入れて、夜は早めに眠る。そんな連休の過ごし方がおすすめです。

おすすめしない過ごし方

ゴールデンウィークなど大型連休だからと「ここぞ!」と楽しもうとして予定などを詰め込んでしまう過ごし方は、残念ながらおすすめはできません。計画的にみっちり動き回ろうとすることが、逆に精神的な疲労につながることがあります。また、連休があまりに楽しく充実した時間だと、仕事復帰後のギャップで精神的な落ち込みが大きくなるリスクも。

五月病かも? 病院に行く目安

なんとか仕事ができている場合は大丈夫ですが、起床時から気力が湧かず、布団に身体が張り付いてしまって起き上がれないくらいの場合は、精神科を受診しましょう。

プライベートでは軽やかに動けるけれど、仕事など、明確なストレス環境に行くことだけに気力が湧かないという人もたまに見られますが、そういったケースでも病的に重度な場合があるので要注意です。

芦澤裕子 先生<監修>
市川メンタルクリニック 院長
芦澤裕子 先生
心療内科、精神科のクリニックにて精神障害、睡眠障害などの治療にあたる。「心やすらぐ、ぐっすり眠れる夢の絶景カレンダー」「GOOD SLEEP BOOK 365日ぐっすり快適な 眠りのむかえ方」(翔泳社)監修。

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<Text:編集部>

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