2023年6月15日
冷凍野菜は“栄養がない”ってホント?冷凍保存に不向きな野菜とは (1/2)
日々のおかずづくりやお弁当づくりに便利な「冷凍野菜」ですが、なんとな~く「冷凍すると栄養素が壊れるんじゃないか?」と思ったことはありませんか? 栄養がないなんていうウワサを聞いたこともありますし、実際のところどうなんでしょうか。
『冷凍野菜って栄養あるの?管理栄養士が解説』という記事から、冷凍野菜の栄養についてお届けします。
冷凍野菜は“栄養がない”ってホント?
冷凍することで、野菜の栄養価が損なわれることは少ないです。
栄養価が落ちてしまうのは、
- 冷凍に向かない食材である
- 冷凍するための下処理が間違っている
などのことが原因であると考えられます。
旬が過ぎた生野菜より、冷凍野菜の方が栄養価が高いことも
市販されている冷凍野菜は、一般的に旬の時期に収穫したものを使用しています。旬の野菜は栄養がもっとも多く含まれているため、旬を過ぎてしまった生野菜より冷凍野菜のほうが栄養価が高いことも。そのため、多少栄養が抜けていても冷凍野菜のほうが良い場合もあります。
自宅で野菜を切って冷凍した場合、市販品より栄養価が落ちやすい
自分で野菜を切って冷凍保存した場合は、市販の冷凍野菜より栄養価は落ちやすいでしょう。
市販のものは、下処理から冷凍までの過程で品質を落とさない高い冷凍技術がありますが、ご自宅で作る場合はどうしてもそれが難しいためです。
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