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2024年7月3日

バナナダイエットが"アリ”な理由。いつ、何本食べたらいい?[薬剤師監修] (2/3)

ダイエット効果が期待できる、バナナの栄養素

ここからは、ダイエットに効果的なバナナの栄養素について、詳しく解説します。

糖質や脂質、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB群

バナナに含まれるビタミンB群には、糖質や脂質、たんぱく質の代謝を助けるはたらきがあります。

ビタミンB1

糖質の代謝をサポートする栄養素。中枢神経や末梢神経のはたらきを保ち、むくみ対策にも重要なビタミンです。

エネルギーの生成を助けるため、疲労回復の効果が期待できます。

ビタミンB2

脂質の代謝をサポートする栄養素。髪、爪、皮膚などの成長や、健康維持に関わるビタミンです。

「発育のビタミン」とも呼ばれ、肌や髪を、美しく保つ効果が期待できます。

ビタミンB6

たんぱく質の代謝をサポートする栄養素です。髪、皮膚、歯などの健康を維持するほか、赤血球や抗体の産生に関わっています。

筋肉の生成を補助するはたらきがあり、タンパク質と一緒に摂取することで、効率的な筋力アップが期待できます。

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高血圧の予防や、むくみ解消に効果的なカリウム

バナナには、100gあたり360mgのカリウムが含まれています。

カリウムには余分なナトリウム(塩分)を排出してナトリウム濃度を一定に保ち、高血圧を予防する効果や、むくみを解消する作用が期待できます。

むくみの原因のひとつは、塩分の摂り過ぎです。血行不良をまねき肥満にもつながるため、むくみの予防や改善は、ダイエットを行う場合にも大切です。

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またカリウムは、筋肉の収縮に関わっている栄養素です。

筋肉の動きを正常に保つには、カリウムとナトリウムのバランスを整えることが、効果的とされています。

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腸内環境を整える食物繊維

バナナには、100gあたり1.1gの食物繊維が含まれています。食物繊維には腸内の善玉菌を増やす働きがあり、腸内環境の改善に役立ちます。

また、バナナに含まれる食物繊維の多くは「不溶性食物繊維」。水に溶けにくく、水分を吸収して便のかさを増し、柔らかくする作用があります。

大腸のぜん動運動を促して排便をスムーズにするため、便秘の解消に適しています。

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