自律神経を整える方法「1位」は?食べ物、運動、音楽、ストレスケア…どれ優先⁉ (2/4)
ストレスケアの次は「運動」!
ストレスケアの次に重要なのは、運動です。
自律神経のバランスが整い始めたら、運動によってその効果をさらに高め、心身の健康を促進します。運動は自律神経に直接働きかけ、ストレス解消とリラックス効果をもたらします。
とはいえ、なかなか運動が継続しない人も多いでしょう。具体的な取り組み方を見ていきましょう。
1.短時間の有酸素運動を続けてみる
忙しい経営者でも取り組みやすいのが、10〜15分程度のウォーキングや軽いジョギングです。
これを週に3〜4回行うだけで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、心と体のパフォーマンスが向上します。
2.体幹トレーニングやヨガ
体幹を鍛えるエクササイズや、夜にリラックスできるヨガもおすすめです。とくに「キャット&カウ」などのヨガポーズは、副交感神経を優位にし、心身のリラックスを促します。
キャット&カウ
食生活の改善も合わせて行う
長期的な自律神経の安定をサポートするためには、食事によるアプローチも欠かせません。腸内環境の改善が副交感神経をサポートし、日々のバランスを保つことができます。
1.発酵食品を摂る
納豆やヨーグルト、味噌、キムチなど、腸内環境を整える発酵食品を日常的に摂取することが有効です。これらは忙しい経営者でも簡単に食事に取り入れられ、長期的な効果が期待できます。
2.栄養バランスの取れた食事を意識する
野菜、果物、タンパク質、食物繊維をバランスよく摂ることが大切です。シンプルな料理でも、栄養価の高い食材を取り入れることで、体の基礎が整い、ストレスに強い体を作ることができます。
健康の専門家として常に意識しているのは、クライアントの体と心のセットアップをサポートすることです。
最近のクライアントの方は日々忙しく、日々多くのストレスを抱えています。その状態で仕事や育児をするという事により、思うような成果が上げられないという悪循環に繋がります。
そのため、まずはストレスケアから始めることで、心身の土台を整え、次に運動や食事によってパフォーマンスを向上させるというステップがもっとも効果的だと考えています。
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