フィットネス
2025年1月17日
踏み台昇降とウォーキング、どっちが痩せる?医師が回答
「踏み台昇降運動」と「ウォーキング」。どっちの方がダイエットに効果的なのでしょうか。なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック院長・樋口直彦先生監修の踏み台昇降ダイエットの効果とやり方、適切な高さ[医師解説]より一部抜粋してお届けします。
踏み台昇降とウォーキング、どっちが痩せる?
踏み台昇降とウォーキングはどちらもダイエットに有効ですが、踏み台昇降のほうがわずかに消費カロリーが多いため、踏み台昇降のほうがダイエットに効果的と言えます。
▼10分間行った時の推定消費カロリー
踏み台昇降 | ウォーキング |
42kcal消費 | 30kcal消費 |
踏み台昇降は有酸素運動なので、全身の脂肪燃焼が期待できます。
降りる、登るという動きによって足の筋力アップも狙えるほか、ふくらはぎ・太もも・お尻などの下半身の引き締めにも効果的でしょう。
踏み台昇降をやってもダイエット効果がない人が見直したいこと
「踏み台昇降をやってもダイエット効果がない」場合、以下の原因が考えられます。
- 負荷をしっかり与えられていない
- 実施期間や時間が短い
- 消費カロリーに対し、摂取カロリーが多い
やり方が間違っていたり、実施時間が短かったりするということは、体にしっかりと負荷を与えられていないということ。そのため、脂肪燃焼効果が下がってしまいます。
また、当たり前ですが消費カロリーに対して摂取カロリーが多いと痩せません。ダイエット効果を得たいのであれば、食事内容にも気を使いましょう。
監修者プロフィール
なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック
院長 樋口 直彦 先生
帝京大学医学部卒業後、いくつかの病院で勤務し、院長を経験後、2021年1月に医療法人藍整会 なか整形外科の理事長に就任。バレーボールVリーグ「サントリーサンバーズ」のチームドクターも務める。骨折治療をはじめ関節外科、スポーツ整形外科を専門に治療。
※本記事はMELOSで公開された記事『【踏み台昇降ダイエットのやり方】どこが痩せる?高さは?効果なしという意見も解説』を再編集したものです。
<Edit:編集部>