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バナナは毎日食べると太る?筋トレやランニングとの相性は?バナナの効果や栄養素を栄養士にとことん聞いた (2/2)

「バナナの栄養をしっかりと摂るには、完熟させてから食べましょう。組み合わせは得たい健康効果にもよりますが、無難なところではヨーグルトと一緒がよろしいかと思います。バナナに含まれる食物繊維が、ヨーグルトの効果もアップしてくれます。完熟後は痛みが早いので、皮をむいて密閉袋に入れて冷凍するといいですね」(赤石さん)

 逆にバナナのNGな食べ方も聞いてみたところ、基本的にNGな組み合わせや食べ方というのはないとのことですが、あえてあげるならということで注意点を教えていただきました。

「酸っぱいものと甘いものを一緒に食べるときは注意が必要です。たとえば酸味の強いイチゴと甘いバナナを同時に食べると、酸味が甘いフルーツの消化酵素の働きを妨げてしまうので消化に時間がかかるため、レース中や消化器官が弱っているときの組み合わせには気をつけましょう。普段はさほど気にする必要はありません」(赤石さん)

 では、バナナは1日何本までOK?

「ハードトレーニングなどの特別な状況でなければ、1日1本で十分かと思います」(赤石さん)

ランナー&筋トレユーザーにおすすめのバナナ活用法

 最後に、ランナーや筋トレユーザーそれぞれにバナナを食べるメリットは? スポーツを愛するMELOS読者のみなさんとともに、ぜひおさえておきたいバナナのギモンです。

「ランナーがバナナを食べるメリットとしては、エネルギー源の確保。運動前なら胃に負担が少なくエネルギーが確保できる。ラン中でもバナナを食べることでガス欠を防ぐことができる。また、レース後であれば筋肉疲労の回復にも重要です。さらに汗で失われた電解質の補給にもなります」(赤石さん)

「筋トレユーザーがバナナを食べるメリットは、筋トレで失われた筋グリコーゲンの回復にあります。バナナに含まれるビタミンB6は、タンパク質の代謝に必要です」(赤石さん)

 それでは、バナナを食べるタイミングや一緒に摂るとよい食材は?

「運動後に素早く筋肉疲労を回復させるために、ランニング後や筋トレ後にすぐに食べるといいですね。その際にはタンパク質と一緒に摂ると効果的です」(赤石さん)

 それともうひとつ、バナナに含まれるとっておきの栄養素についても教えていただきました。それは、必須アミノ酸のトリプトファン。バナナは100g中15mgのトリプトファンを含有し、セロトニンの材料として必要なトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物のすべてを含んで効率的にセロトニンを生成します。

「バナナに含まれるトリプトファンは脳でしあわせホルモンのセロトニンを分泌させ、それが睡眠を促すメラトニンを分泌させる。すなわち、しっかりとトレーニングをしたあとは、質のよい睡眠をしてカラダを回復させる力を秘めている。それには朝食バナナがおすすめです」(赤石さん)

[監修者プロフィール]
赤石定典(あかいし・さだのり)
管理栄養士。1991年3月、学校法人華学園栄養専門学校を卒業後、4月より東京慈恵会医科大学附属病院栄養部に勤務。管理栄養士として栄養管理や栄養の重要性を広く伝えるために書籍監修、メディア出演にも関わる。

<Text:京澤洋子(アート・サプライ)/Photo:Getty Images>

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