
プロテイン、こんな飲み方は逆効果!8つの豆知識【専門家が回答】 (1/3)
- 健康
- 2022年5月6日
プロテインドリンク。筋トレで筋肥大を狙うトレーニーをはじめ、最近では筋肉量を増やして脂肪を落とすため常飲しているダイエットユーザーも増えてきました。たんぱく質のカタマリのような飲み物ですが、飲み方次第では望む効果が得られないどころか、逆効果になってしまうことも。
今回は専門家やジムトレーナーの解答から、プロテインを飲むときに気をつけたい注意点をまとめていきます。
編集部おすすめプロテイン:味にもこだわりがあり、50種類以上のプロテイン【Myprotein】
たくさん飲めばいいわけではない
飲み過ぎると消化不良となり、脂肪に蓄えられることも
基本的には、体重×1~2gが摂取目安です。
プロテインは、タンパク質を摂取するためのサプリメント(栄養補助食品)です。タンパク質は1gあたり4Kcalのエネルギーがあり、必要量は個人の身長と体重、運動量、目指している目標によって異なります。
必要量以上に飲んだ場合、使われないタンパク質は脂肪に蓄えられるため太る可能性もあります。
参考:プロテインは太るってホント?ダイエットには逆効果?コナミスポーツクラブの管理栄養士が解説
まとめて飲むべからず
吸収しきれず、腸内環境の悪化や脂肪になる可能性!
たんぱく質を一度にたくさん摂ると消化吸収しきれず、下痢や便通悪化など、腸内環境が乱れる要因になることも。
1回の摂取量が多く、消化・吸収しきれないとお腹の中で滞留し、ガスが発生する場合があります。その場合は摂取量を減らすなど工夫してください。
また、体臭についても、処理しきれないたんぱく質がアンモニアの発生の原因にもなることがあります。どちらも適量を守ることと、消化・吸収と代謝に関わる食物繊維を多く含む野菜や、整腸作用の期待できる食品などをしっかり摂取すると良いでしょう。
なお、1回に吸収できるたんぱく質は20g程度なので、一度にたくさんではなく、時間をおいて摂るのがおすすめです。
朝昼夜の3食で毎食たんぱく質を均等に摂取するのと、朝昼夜の3食でたんぱく質を偏って摂取した場合とでは、前者の方が、筋たんぱく質合成速度が速いというエビデンスもあります。