
フィットネス
2025年8月8日
「ゆる筋トレ」って意味ない?楽な筋トレでも効果はあるのかトレーナーに聞いた (1/2)
ハードな筋トレは続かない。でも、軽い筋トレじゃ意味がない気がする。「ゆる筋トレ」系はSNSでも人気ですが、「本当に効果があるの?」と疑う声も少なくありません。
はたして、軽めの筋トレでも筋肉はつくのか? ダイエットや体づくりに役立つのか?
というわけで、「ゆるい筋トレのリアルな効果」と「正しい取り入れ方」について、STUDIO KOMPAS(スタジオコンパス)のトレーナー・山岸慎さんに聞きました。
「ゆる筋トレ」とは
「ゆる筋トレ」とは、短時間・低負荷・無理のない回数で行う軽めの筋力トレーニング。継続しやすさと習慣化を重視した運動スタイルです。
\たとえばこんな運動/
「ゆる筋トレ」って効果ある? 体にどんな変化が出るのか
筋肉をつけたい、健康維持、瘦せたい。「ゆる筋トレ」を行う理由はさまざまですが、ゆるくても続けていれば効果は期待できるものでしょうか? 筋肉をつけるには、筋肉に負担をかける「キツさ」も必要な気がしますが……。
「ゆる筋トレ」で筋肉はつく?
山岸さん:「ゆる筋トレで筋肉がつくかどうか」は、その人の運動習慣や身体の状態によって異なります。
たとえば、ケガの後で足を固定していたようなケースでは、一時的に筋肉量が大きく減少します。そういった状態から日常の歩行や軽い運動を再開することで、いつの間にか左右の筋肉バランスが整い、見た目も元に戻ることがあります。
このような例では、低負荷な運動でも十分に筋肉が反応し、回復や成長につながります。
「ゆる筋トレ=効果がない」というわけではありません。普段からある程度運動習慣があり、筋肉にある程度の刺激を与えている方にとっては、ゆるい運動だけでは負荷が足りず、筋肉量の維持や向上にはつながりにくいです。
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