インタビュー
2017年10月2日

「筋肉質な腕を見せるのが恥ずかしかったけど、今ではアームレスリングが私のアイデンティティ」。アップアップガールズ(仮)・森咲樹(前編) (2/3)

女の子がアームレスリングをやるなんて全然可愛くないし、「自分にアームレスリングのイメージがついちゃうのは嫌だな」と思っていました。でも、試合を重ねるごとに「森ティ(森咲樹さんのあだ名)、カッコいい!」と言ってもらえるようになって。自分が目指していた“可愛いアイドル”とは違うけど、「美しい筋肉だね」とか「頑張ってる姿がカッコいいね」と言われるようになって、何だか新しい自分を見つけたなという感じです。

―もともと筋肉好きというわけではないんですね。

まったくないですよ(笑)! はじめは(筋肉質な腕を見せるのが)すごく恥ずかしかったんです。でも、今年に入った頃から「これはもう私の自慢できるアイデンティティなんだから、逆に見せていこう」と思って、あえてノースリーブを着たりするようになりました。

―腕を見ても、それほどムキムキというふうには見えませんね。

そういうふうにも言われるんですけど、力こぶを作ってみるとキレて(筋肉が盛り上がって)ますよ。

―ジムで鍛えるようになってからのトレーニング内容は?

もともとライヴで怪我をしないようにする身体作りのために、ジムには通っていたんです。そのときは足、腹筋、腕……とまんべんなくトレーニングしていたんですね。でも、アームレスリングに集中してからは、ラットプルダウンマシンを使ったり、棒にゴムを吊るして腕で引くトレーニングをしたり。広背筋と腕撓骨筋(※)を中心に鍛えました。

(※)広背筋は肩甲骨の下あたりの筋肉、腕撓骨筋は前腕の手の平側の筋肉。

トレーニングは自分との勝負!

▲ラットプルダウンマシンでトレーニング中

―トレーニングを通して、肉体的・精神的に成長した部分はありますか?

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