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2021年12月23日

睡眠やストレスも管理してくれる、六本木のパーソナルジムに行ってきた|アラサー女子のダイエットレポ (1/2)

 落ちてくる代謝、増える脂肪と体重……30代に入り、ますます(悪い意味で)身体の変化を感じている今日このごろ。身体のラインが出ない服を選ぶにも限界がある……。特に、これからパンツスタイルが多くなる寒い季節。肌は隠れてもヒップのラインが気になります。このままではマズイ……! 重い腰を上げ、プロに助けを求めることに!(初出:2017年10月)

トレーニング未経験や初心者でも大丈夫?

 やってきたのは、六本木にあるパーソナルトレーニングジム『BODY MAKE GYM CLOVER』。

 「BEST BODY Japan」(ベストボディジャパン)の優勝経験をもち、鍛えられた肉体美が眩しい、トレーナーの植田知成さんがマンツーマンで指導してくれます。マッチョなアイドル「マッチョ29」にも所属するなど、幅広く活動中。話題となった「マッチョカフェ」でも活躍するアイドルグループ、と言えばピンとくる人もいるのではないでしょうか。ちなみに奥様の理恵さんも、「BEST BODY Japan」で優勝する美ボディ夫婦です。

 しかし、私はこれまでまったく運動をしてこなかったタイプ。初のウェイトトレーニングです。いきなりこんな本格的なパーソナルジムなんて大丈夫かな?と不安を口にすると、植田さんに「『運動ってなんですか?腹筋なんてやったことないです』って人が来るジムなので大丈夫です」と言われ、一気に気持ちが楽に!

 トレーニングの仕方がわからず、「全部教えてください!」という人が多く来るのだとか。初心者も安心。

ストレスマネージメントの仕方を指導

 ウェイトトレーニングをメインに、その人に合ったエクササイズメニュー、栄養管理からライフスタイルまで、きめ細やかにケアしてくれるところがこのジムのポイント。

 食事の栄養管理をしてくれるジムは最近増えていますが、ここでは、“睡眠とストレスの管理”までしてくれるんです!

 「ダイエットは健康な状態じゃないときにしても絶対に痩せない」と植田さん。ストレスがかかると、自律神経系が正常に機能しなくなり、眠れなくなる。そうなると体内にさまざまな影響を及ぼします。確かに、睡眠不足だと食欲が増すし、太ると聞いたことがあります……。

 そんな悪の元凶とも言える“ストレス”を軽減させる方法は睡眠なんだとか! でもストレスが多く「眠れない」という人も多いはず。仕事のストレスで不眠症だという人も実際に周りにいます。

 ジムでは、最初のカウンセリングで、約20項目もある睡眠に関するアンケートを実施。実際に通われているお客さんは、睡眠障害の人が多いそう。眠れない人にはどうするのか?

「眠れるようになる方法があるんです! 病院で診てもらってもなかなか治らない、という人でも3か月くらいで不眠が改善します。さまざまなストレスの度合いを自分で把握して、ちゃんと適切にマネージメントできるかがボディメイクには大事。そのストレスマネージメントの方法を手助けします」(植田さん)

 これって、ある意味ダイエット以上にうれしい変化ではないでしょうか!? 質の高い睡眠をとれるようになり、美しい肉体と健康な身体が手に入るなんてすごい。

筋肉の動かし方が分かるのはマンツーマン指導だからこそ!

 まずは、ダンベルを持ってスクワットをやることに。

「胸郭を開いてみぞおちに……」など細かい指示をもとにチャレンジ。

「今フォームを見させてもらったんですが、筋肉がだいぶ硬いです」、「特に左の中殿筋が硬いのでしゃがみづらかったんじゃないですか?」と、早速まったく運動をしない私の身体の欠点が明らかに。

 筋肉が硬いと適切なフォームがとれないため、うまく鍛えたい部分の筋肉に効いていかない&関節で重さを受け止めて関節を痛める危険性があるそう。「例えば今のスクワットだと、腰に負担がかかって、ぎっくり腰だとか、ヘルニアのリスクもあります」と植田さん。運動に慣れていない人が、見よう見まねで自分でやるのって危険なんですね!

 筋肉が硬い人には、まず筋肉を柔らかくする方法を時間をかけて指導していくのだとか。

 背中を鍛えるラットプルダウントレーニングでは、「腕を下げずに肩甲骨を下に引いて(下げて)から、ウェイトを引いて」の指示。

 腕を下げながらではなく、肩甲骨のみ下げる!? これ、わかりますか? 自分一人でやっていたら絶対に意識しないし、やろうとも思わない動き……。最初はわからなかったのですが、意識すると徐々にわかるように。

 言われた通りにやっているつもりでも、筋肉がその通りに動いていないときは指摘してくれるので、本当の動かし方を体験で実感することができます。マンツーマンのプロの指導、すごい!

 ベンチプレスも「バーの重さを手のひらにのせるのではなくて、背中と肘の筋肉で押し上げる」と指導され、もし自分で初めて挑戦したら、絶対腕に一番力を入れて持ち上げようとしてしまうな、と感じました。

 言葉だけでなく、隣でフォームを直したり、筋肉の動きを見て指導してくれるからやり方や間違いがわかる。初心者はもちろん、独学でトレーニングを行っている人も身体を痛めてしまう前に体験するべき!

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