インタビュー
2018年2月13日

「細い」はダメ。「たくましい」という言葉がうれしい。アップアップガールズ(プロレス)が語る、プロレス×アイドルの新方程式(前編) (3/3)

ヒナノ:二の腕の筋肉を見たときですね。ハンドバッグを“モデル持ち”したとき、二の腕がぷくっと膨らんでいると「おお。いいね」って(笑)

ミウ:私もシャンプーしているとき、鏡に映る二の腕を見て「ムキムキになったなあ」って喜んでいます。

(ヒカリ・ラク:ウンウンと頷く)

ヒナノ:お風呂に入る前に、鏡の前で力こぶ作ってみたり、ポージングしちゃう。

(全員:爆笑)

ヒナノ:え? みんなはやらない?

ヒカリ:やるやる! 今までSNSで筋肉自慢している人の写真を見ると「なんでこんな写真、載せてるの?」って引いてたんですけど、今は気持ちがわかるんですよ。たくさんの人に見てもらいたくなっちゃうの。

ラク:私はできなかったことができるようになったとき、「楽しいな」って思いますね。倒立ができた時、すごくうれしくて。今まで運動をしてきてなかったし、体育も嫌いだったんですけど、人間やればできるんだなって。そういう達成感を知ることができたのはよかったですね。

ヒナノ:鍛えることで精神的にも強くなった気がしますね。今までは辛かったらすぐにやめていたけど、今は「もう少し頑張ろう」って思えるようになりました。

プロレスに痛みはつきもの。その痛みが快感⁉

――ヒカリさんは、プロレスを観戦してきたと思いますが、実際にやってみてわかったことはありましたか?

ヒカリ:簡単そうに見える技が実はすごく難しかったり、地味な技の方が実は効果あったり。例えば、関節技。痛みがジワジワ来るので、一瞬の痛みで終わる大技よりもやられている方はダメージが大きい。

――痛そうですよね……。

ヒナノ:はい、痛いです! でも、1ヶ月もすると慣れてきますよ。

ミウ:私なんか、最近痛みが快感になってきた(笑)。

3人:わかる~!(笑)

ヒカリ:ロープワークの練習でも、昔は毎回背中にあざが出来ていたけど、今はできなくなりました。

ヒナノ:最近はあざを見つけても、湿布もしないで放置しちゃう(笑)。そうだ!「こんなところ打ったっけ?」っていう場所にできていることない? 太ももとか。

ラク:うんうん。私は膝によくできてる。受身を取るときに膝をぶつけちゃってるんだと思うけど。

ミウ:予想外のところにあざを見つけると、「あっ」ってちょっとうれしくなっちゃうよね。

――ミウさんって、もしかしてM?(笑)

ミウ:そうかも~。

ヒナノ:私は技を決めている時が快感。言い方悪いけど、人をボッコボコにするのが好きなの。

ヒカリ:ひぃ。こわい~(笑)

ヒナノ:ストレス解消! 私ってSなのかも?

▼後編はこちら

可愛いとカッコいいのギャップで攻める。アップアップガールズ(プロレス)が語る、プロレス×アイドルの新方程式(後編) | 趣味×スポーツ『MELOS』

[プロフィール]
アップアップガールズ(プロレス)
歌って踊って戦える最強のアイドルを目指すグループ。アイドルとしては単独日本武道館公演、プロレスラーとしては日本武道館メインイベント出場を目指す。2か月半に渡るオーディションを勝ち抜いた4名で2017年8月末に活動をスタート。メンバーはミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク。オリジナル曲は『アッパーキック!』。2018年1月4日には東京女子プロレス後楽園大会にてリングデビューを果たした。4月までに10本のアイドルイベントに出演する『アップアップガールズ(プロレス)試練の対バン十番勝負』に挑戦中。
【公式ブログ】https://ameblo.jp/upupgirls-prowrestling/
【公式Twitter】ラク@uug_p_raku 、ヒカリ@uug_p_hikari、 ヒナノ@uug_p_hinano、 ミウ@uug_p_miu

<Text:酒井美絵子(H14)/Photo:河合信幸>

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