【しんどい】職場の人間関係の改善方法TOP10│“気にしない”を抑えた1位は? (1/2)
職場の人間関係にストレスを抱える人は多いもの。せっかく好きな仕事に就いても、「仲の良い同僚がいなくて、孤立して辛い」「上司に言いたいことが言えず気疲れする」など人間関係に問題があると、仕事に行きたくなくなってしまいますよね。
人間関係にお悩みがある人は、働く男女498人が答えた「職場の人間関係を改善できた方法」をチェックして、環境改善のために行動してみてはいかがでしょうか。
職場の人間関係を改善できた方法TOP10
働く男女498人に「職場の人間関係を改善できた方法」を聞いたところ、ダントツ1位は「コミュニケーションを心がける(195人)」でした。2位「相手や周囲を意識しすぎない(89人)」、3位「苦手な人と距離をとる(75人)」と続きます。
積極的に相手に働きかける人がいる一方で、「相手や周囲を意識しすぎない」「苦手な人と距離をとる」など、相手を変えようとはせず自衛の行動をとった人も多い結果となりました。
それぞれ順位ごとに体験談をご紹介します。
1位:コミュニケーションを心がける
とにかく自分から話しかけるようにしました。仕事の話だけではなく他愛のない話もして、緊張やガードを緩めていきました(31歳 女性)
大袋のお菓子を買ってみんなで分けて食べると仲良くなりました。ギスギスしなくなります(42歳 女性)
「雑談をふってみる」「機会をみて自分の意見も伝えてみる」など、コミュニケーションを心がけて改善につなげた例が多数寄せられました。コミュニケーションをとれば相手のことがわかり、自分の考えも知ってもらえるため、距離が縮まると期待できます。
がっつり喋るのが難しい相手に対しては、毎日の挨拶から始めてみるのもおすすめです。
2位:相手や周囲を意識しすぎない
相手の反応を気にしすぎない。他者からの評価を気にしすぎないようにした(27歳 女性)
相手に気に入られようと思わない(30歳 女性)
周囲に気をつかいすぎて、人間関係が辛くなっている人の場合、有効な方法なのではないでしょうか。
「もし相手が自分のことを嫌いでも、職場だけの関係だから気にしない」「同僚全員と仲良くなるなんて、そもそも無理だよね」と思えれば、ぐっとラクになるはずです。
3位:苦手な人と距離をとる
悪口や文句の原因になることをなくすように、とにかく距離を置き、可能な限り話すことをやめた(32歳 女性)
仕事上のペアを解消しました。最初のような関係性には戻れませんでしたが、ギスギスした関係は解消されて良かったと思っています(40歳 女性)
苦手な相手と距離をとることで、ストレスを感じる機会は減るでしょう。また嫌味や悪口の標的にされている場合も、距離をとることで「相手が自分に興味をなくす」ケースがあるようです。
とはいえ、同じ部署で働いていると、相手を完璧に避けるのは難しいもの。同じ部署にどうしても苦手な相手がいる場合は、異動も検討してみましょう。
4位:相手の承認欲求を満たす
先輩の仕事ぶりを褒める。感謝の言葉をこまめに伝える(24歳 男性)
「◯◯さんのおかげです」など、とにかく相手を持ち上げて褒めまくる(33歳 女性)
相手の仕事ぶりを褒めたり意見を認めたりして、「認めてもらいたい」という欲求を満たしてあげることで、人間関係を改善した人も多かったです。継続的に相手の承認欲求を満たすと、相手が心を開いてくれるからですね。
ただし承認欲求が強すぎる相手だと、依存されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
5位:ネガティブな言動を見せない
常に笑顔で素直でいること。一旦「素直でいい子」と評価されると、グチグチ言われることが少なくなった(21歳 女性)
相手から無視や嫌がらせをされても、反撃はしない。すると相手が自分のことを悪く言っても、周りが「逆に悪いのは相手だよね」と考えるので、自然と相手からの嫌がらせもなくなりました(37歳 女性)
「悪口を言われても、自分からは攻撃しない」「苦手な相手にも笑顔で明るく接する」などの工夫が寄せられています。
実践するのはなかなか難しいですが、笑顔で明るく振る舞っていると、味方が増えたり相手の態度が軟化したりすると期待できます。
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