【しんどい】職場の人間関係の改善方法TOP10│“気にしない”を抑えた1位は? (2/2)
6位:第三者に相談する
違う先輩に相談(23歳 女性)
上司に相談し三者面談をした(34歳 男性)
上司や同僚に悩みを相談し、人間関係の改善に至った人も多かったです。
具体的には「第三者から注意してもらう」「第三者を交えて、トラブルになっている相手と話し合いをする」などです。第三者を介すことで、冷静になれそうですよね。
7位:仕事で結果を出す
できるだけ仕事のミスをしないよう注意した(33歳 女性)
とにかく仕事を頑張る。仕事で成果をあげることが、関係改善の近道となった(48歳 男性)
営業成績の悪化やミスなどが原因で上司・同僚との関係が悪くなっている場合には、仕事の結果を出すことが関係改善の近道となるでしょう。
成果を出せば、口うるさく注意してくる相手に対しても「自分のやり方で成果が出ていますから」とけん制できるはずです。自信がつき、相手のことをいちいち気にしなくなる効果もあるのではないでしょうか。
8位:相手のことを知る
相手の仕事態度があまり好きではなかったが、仕事に真剣に取り組んでいるのを見て、見方が変わった。相手の良いところを探して認めたことで、少しずつ改善できたように思う(39歳 女性)
相手の心を読もうとし、怒ったり機嫌を損ねたりしそうなパターンを回避するようにした(44歳 男性)
良いところや尊敬できるところを探したという人が目立ちます。「苦手だったけど、実はいいところもあるじゃん」「意外と考え方が自分と似ているかも」と思ったら、親近感が湧くかもしれませんね。
また、上司がどんなときに怒るのかを知っておくと、叱られるのを防ぎやすくなります。ミスを繰り返す後輩や部下にイライラしてしまう人は、後輩・部下が何につまずきやすいのかを知れば、事前のアドバイスによって失敗を減らしてあげられるかもしれません。
9位:感情的にならない
自分の考えや意見が相手に理解されなくても、怒ったり落ち込んだりせずに、「そういう考え方もあるんだ」と受け止めるようにした(28歳 女性)
気持ちは伝わるので、イヤイヤな気持ちで接さない(44歳 女性)
苦手な相手に対し感情的に接してしまうと、相手も怒ったり委縮したりして、あなたに対して苦手意識をもちます。お互いに苦手と思っていると、関係改善は遠のいてしまうでしょう。
明るく親切に接するのが難しいなら、淡々と冷静に接することを心がけてみてはいかがでしょうか。
10位(同率):率先して動く
とにかく周りのフォローや手伝いを進んでやった(27歳 女性)
嫌いな相手でも、困っていたらとりあえず助ける。「会社として必要なこと」をしていると、好き嫌いなど考えなくなる(44歳 男性)
「苦手な人のフォローに入る」「先回りして仕事や雑用を片付けておく」といった工夫で、上司や同僚からの信頼を勝ち取った人もいます。
「親切な人だな」「フットワークが軽くて頼りになるな」と思われたら、好意的に接してもらえるようになるのではないでしょうか。人間関係だけではなく業務もスムーズになりそうですね。
10位(同率):相手に合わせる
仕事のやり方を相手に合わせるようにした(29歳 女性)
自分の考えを捨て去って相手のやり方に合わせるようにしたら、うまくいくようになりました(39歳 女性)
自分の行動を変えるのは、相手を変えるより簡単です。そのため「相手を変えるのは無理」と諦め、自分の行動を変えて相手に合わせた人も多くなりました。
ただ、相手の言いなりだとストレスが溜まるので、「ひとまず相手の意見に合わせてから、徐々に自分なりのやり方にシフトしていく」という人もいました。相手のやり方と自分のやり方をミックスするのもいいかもしれません。
調査概要
調査対象 | 職場の人間関係を改善できた経験がある方 |
調査期間 | 2023年3月12日~26日 |
調査機関 | 株式会社ビズヒッツ |
調査方法 | インターネットによる任意回答 |
有効回答数 | 498人(女性288人/男性210人) |
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<Text:編集部>