インタビュー
2023年6月14日

「実はソフトボールが苦手でした」。5年間無敗の元女子ソフトボール日本代表・山根佐由里 #アスリートから学ぶウェルネス術 (1/3)

日本女子ソフトボールリーグにおいて、「5年間負けなし」「公式戦42連勝」という大記録を持つ元日本代表の山根佐由里さん。そんな伝説級の大記録を生み出すために、どのような食事やトレーニングをしていたのか。またコンディショニングやメンタルケアは行っていたのかなど、現役選手時代と会社員である現在とのお話を織り交ぜながら、60分にわたりインタビューしました。

食事編

普段の食生活で意識していることは?

現役中は栄養士さんに三食バランスよく管理していただいていたので、引退後も引き続き意識しながら食べています。ダイエットで「食事を抜く方法」ってあると思いますが、そういうことはせず、栄養のバランスを考えながら三食しっかり摂ることを意識しています。

コロナ禍で自分の時間が作れたこともあり、「アスリートフードマイスター3級」という資格を取得しました。そこで勉強したことも取り入れながら食事をしています。

大好きでつい食べ過ぎてしまうものは?

私は食べることが好きすぎて(笑)。三食しっかり摂ったうえに、間食もしちゃいます。好きなお菓子は「チョコレート」や「ケーキ」で、一番好きなのは「いちごタルト」です。甘いものは何でも好きです(笑)。

お酒は好きですが、家では飲みません。外食したときだけ飲むようにしています。

大好きな甘いものを前に笑顔の山根さん

逆に、苦手なものやあまり摂らないようにしている食べ物は?

辛いものは得意ではないですね。あまり摂らないようにしているものとしては、油や添加物が多いジャンクフードは食べないように心がけています。幼少期に母親が料理を作ってくれていたのですが、地元(三重県)の食材や国産の食品を食べさせてもらっていました。その影響で今でもスーパーなどへ買い物に行った際に、産地をしっかり確認したり、地元の食材を優先的に買ったりする習慣が身についています。地元愛ですね!

現役時代の食生活について。どれくらい食べていた?食事量は?

私はプロテインをほとんど摂らなかったんですよ。プロテインのような栄養補助食品に頼るよりも、「バランスよく食べること」や「お米をしっかり食べること」を心がけていました。腹持ちがいいのでパンよりもお米を食べることが多かったですね。パンだと練習中にお腹がへってしまうんです。お腹がへると集中力が欠け、ケガにつながってしまいます。毎日、朝・練習後・夜というふうに、頻繁に体重計に乗って体重に変動がないように、摂取する食事量や水分量を調節していました。

試合前はホテルのビュッフェで朝食を摂るのですが、必ず以下は食べていました。

・ご飯
・味噌汁
・納豆
・野菜
・魚

洋食を選ぶこともできましたが、必ず和食でしたね。

筋肉をつけるためにとくに意識して食べていたものってないんですよ。ほんと「バランスよく食べること」を意識していました。そのなかでも旬のものをよく食べていましたね。あとは、体を冷やすものはあまり摂らないようにしていました。

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