フィットネス
2023年10月3日

腹筋を鍛える「クランチ」の効果的なやり方&10種類メニュー (1/2)

腹筋を鍛える「クランチ」は、シンプルで効果的な筋トレのひとつです。この記事では、腹筋トレーニング「クランチ」の正しいやり方を画像と動画つきで解説し、さまざまなバリエーションも紹介します。

腹筋トレーニング「クランチ」とは


クランチとは、おもに腹直筋の上部を鍛える腹筋トレーニングを指します。

仰向けになってから起き上がる動作を行い、腹直筋を刺激することでしっかりとした腹筋を作ることができます。

クランチで期待できる効果と、鍛えるメリット

クランチで腹直筋を鍛えることで、引き締まったスリムなお腹を目指すことが可能です。

腹筋は小さい筋肉ですので、筋肉量を増やすという視点では下半身の筋トレのほうが効率的ですが、クランチを行うことで他の筋肉も副次的に鍛えられたり、血流促進や筋肉量の微増、それによる基礎代謝量の向上にもつながります。

基礎代謝量が向上すると痩せやすい体にもつながるため、ダイエットをしている人にとっては魅力的と言えるでしょう。

それでは、クランチの基本のやり方を紹介します。

クランチの正しいフォームとやり方

  1. 仰向けになり、膝を曲げる。手は頭の後ろ、もしくはお腹の上へ
  2. 息を吐きながら、おへそを見るように上体を起こす
  3. 限界まで起こしたら、息を吸いながらゆっくり後ろへ倒す(肩甲骨が床につかないところまで)

10回×3セット行います。

クランチをやるとき、このポイントを守るべし!

  • 腰が浮かないよう注意!
  • 首ではなく背中を丸めるイメージで行う
  • キツくなっても反動を使わない

反動を使ってしまうと腰の痛みに繋がるので、上まで起きあがることよりも、反動を使わずに行なうことを意識しましょう。

クランチができない人は「ミニクランチ」でもOK!

クランチは結構きついトレーニングです。できない人がいてもおかしくありません。通常クランチがきつい人は、「ミニクランチ」にチャレンジしてみましょう。

通常クランチと違い、ミニクランチは座った状態から体を倒していきます。倒す位置を変えることでキツさを変更できるため、トレーニングの経験が少ない初心者にもおすすめです。

ミニクランチの正しいフォームとやり方

  1. 膝を曲げて座り、胸の前で手を交差させる
  2. おへそをのぞき込むように背中を丸め、体を後ろに倒していく(背中は床につけない)
  3. 限界まで上体を倒したら、ゆっくりと起き上がる

反動は使わずに、お腹の筋肉を使って起き上がりましょう。

クランチトレーニングのアレンジメニュー

クランチにはさまざまなやり方が存在します。刺激が入る部位も少し異なるので、鍛えたい部位に合わせてメニューに加えてみましょう。

バイシクルクランチ

  1. 膝を曲げて座り、地面と太ももが90度になるように足を上げる
  2. 両手を頭の後ろにおき、おへそを見る
  3. 自転車を漕ぐイメージで脚を動かしながら、対角の肘と膝をくっつけるように上半身をひねる

バイシクルクランチとは?

足の動きに身体のひねりを加えた腹筋運動です。ツイストする動作を組み込むことで、お腹の横の部分への負荷を大幅に高めます。

腹直筋のほか、腹斜筋と腸腰筋も鍛えることが可能です。

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