なかなか眠れない、眠りが浅い…睡眠の悩みあるある&対処法 (1/2)
ストレスや忙しさから「なかなか眠れない」「寝つきが悪い」「寝ても疲れが取れない」など、睡眠の悩みを抱えている人も少なくありません。
ここでは、睡眠でよくある問題について、その原因と対策を、ナッツブランド株式会社ミツヤの健康リズムカウンセラー・神田優さんに教えてもらいました。
寝ても疲れが取れていない!朝眠い!そんなときの対処法
目覚めが悪いと感じる方は、寝つきの悪さや夜中の覚醒が影響していることがあります。生活習慣と食生活の改善に加えて、以下の習慣を取り入れることで改善できるかもしれません。
体内時計をリセットする
朝日を浴びることで体内時計をリセットする習慣を作ることが有効です。朝日を浴びることで、体内時計が整い、朝から目覚めをスッキリとすることができます。
トリプトファンのもととなる食品を摂る
トリプトファンという成分を摂ることもおすすめです。
トリプトファンは体内で生成することができない栄養素で、主にたんぱく質に含まれています。不足すると、規則正しい生活を送っていても睡眠の質が低下する可能性があります。
トリプトファンが豊富に含まれる食材
大豆製品(豆腐、納豆、味噌)、たんぱく源となる食品(かつお、まぐろ、牛肉、卵、牛乳)、穀類、バナナなど
また、ビタミンB6はセロトニンの合成に関与するため、肉類(ヒレ肉やささみ)、青魚なども摂取を検討してみましょう。
これらの食品をバランスよく取り入れることで、睡眠の質が向上する可能性があります。
寝つきが悪い、なかなか眠れない!そんなときの対処法
寝る直前に入浴しない
身体が冷えている、熱いお風呂に入浴したばかりのときも、交感神経が刺激され、寝付きが悪くなることがあります。
就寝の2~3時間前に入浴すると、就寝時の深部体温が低下し、寝つきが良くなる可能性があります。
寝る直前の食事を控える
また、寝る直前の食事や、アルコール・カフェインの摂取も考慮が必要です。就寝3時間前頃から控えることをおすすめします。
寝る直前のスマホを控える
スマートフォンやパソコンの画面を寝る直前まで見ていると、ブルーライトを浴びることで睡眠に悪影響があることは広く知られています。
グリシンを摂取する
深部体温を下げ、寝つきを促すとされるグリシンを摂取することも一つの対策です。グリシンはエビ・ホタテ・イカなどの魚介類に多く含まれています。
眠りが浅い!ぐっすり眠れない!そんなときの対処法
眠りが浅いというお悩みを抱える方にとって、ストレス軽減と栄養摂取がポイントです。
寝具と環境の見直し
快適な寝具や適切な室温、暗い環境を整えることで、より良い睡眠環境を整えることができます。
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GABAを含む食品の摂取
GABA(ギャバ)は精神の興奮を抑え、リラックス効果を持つ成分です。GABAを多く含む食品としては、発酵食品、キノコ類、雑穀類、トマトなどがあります。
これらの食品を摂取することで、リラックス効果を得ることができます。