【筋トレしんどい】心折れて続かない…継続するには?[トレーナー回答] (2/2)
筋トレが続かない人は、まず以下の行動を行ってみてください。
- スケジュールを整理する
- 筋トレに必要な時間を確保する
- 筋トレを「高優先順位」でスケジュールに組み込む
有名な自己啓発書『七つの習慣』では、スケジュールは4つの領域に分けられると説いています。第1領域は緊急で重要なもの、第2は緊急ではなく重要なもの、第3は緊急で重要ではないもの、第4は緊急でもなく重要でもないもの。
その中でも、「第2領域を最優先にスケジュールに組み込むことが大切」だと説明されており、健康を守るために運動をすることは第2領域の代表的なものです。
今すぐやらなくても支障が出ない筋トレは、ついスケジュールを飛ばしてしまってはいませんか? しかし、長期的に健康を保つことはとても重要な投資です。気持ちが乗らなくても、スケジュールに入れて実行するようにしましょう。
スケジュールの具体的な組み方
- 運動初心者:週1回で運動時間は30〜45分
- ある程度経験している人:週2回で運動時間60〜90分
この程度は確実に確保しましょう。この時間を捻出できない場合は、スケジュールを見直して、確実に確保できるようにしてください。
急な予定変更や体調悪化が起こった場合は、あまり気にせず筋トレを1回スキップし、無理に取り返すようなことをしないようにしましょう。
ストイックになりすぎず、長い目で見て、健康的な体を作り保ち続けることにフォーカスを当てましょう。
トレーナーでも「筋トレしんどい」と思うことはある?
正直に言うと、あります。
私の場合は、仕事や家庭のことが立て込むと「筋トレをやりたくない……」と気持ちが負けそうになることがあります。実際に仕事を入れすぎてしまい、筋トレを飛ばしてしまうことも。
2週間ほど筋トレを飛ばさざるをえないスケジュールになった時は、自分自身のスケジュールの立て方を見直して、仕事量を減らすなどコントロールするようにしています。
監修者プロフィール
Scoprire
トレーナー 藤本千晶(ふじもと ちあき)
仙台大学大学院修士課程修了後、アスリートのトレーニングコーチなどを務める。2018年からフリーランスとなり、栃木県宇都宮市で女性の体型改善専門パーソナルトレーナーとして活動。クライアントの年齢による体型の変化と、健康の悩みに日々向き合いながらも、ブログやSNS、メディアでの情報発信、オンラインビデオコースの作成を通じて、多くの女性に貢献している。NSCAジャパン北関東アシスタントエリアディレクターとしても活動。地域のパーソナルトレーナーにスキルアップの機会を作る企画・運営も務める。
<Edit:編集部>