フィットネス
2025年1月20日
筋トレしても筋肉がつかない人の特徴とは。トレーナーに聞く「筋力アップの必須条件」 (1/2)
筋トレをやっても、なかなか筋肉がつかない。モチベーションが上がらないですよね。
なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック主任理学療法士でトレーナーの島田直也さんに、筋トレをしても筋肉がつかない原因と、その対処法を聞きました。
なぜ筋トレしてもなかなか筋肉がつかないのか
筋トレを続けているにも関わらず、筋肉がつかない理由としては、以下が挙げられます。
- トレーニングメニューが変わっていない
- 栄養が不足している
- 休養ができていない
ひとつずつ見ていきます。
原因1 トレーニングメニューが変わっていない
「トレーニングメニューが変わっていない=運動強度・負荷が変わっていない」ということです。これは、筋肉が成長するために必要な刺激が不足していることを指します。
トレーニングの原理・原則に、「過負荷の原理」「漸進性の原則」「全面性の原則」というものがあります。
トレーニングをする中で重量を上げる、スピードを変える、姿勢を変えるなどといった刺激の変化をつけることで負荷を高め、効果を出すというものです。
一部の筋肉のみを鍛え続けるのもよくない
一部の筋肉のみを刺激するようなトレーニングをすると、関節の位置やバランスが崩れてしまい、力が発揮できません。また、怪我のリスクも高まります。
筋トレは「バランスよく行う」必要性があると言えます。
原因2 栄養不足、あるいは休息不足
いくら筋トレをしても、筋肉を合成するエネルギー源がない、回復させる時間をとらないことには筋肉はつきません。
筋肉を成長させるためには、筋トレだけやっていれば良いということではないのです。
トレーナーに聞く! 筋肉をつけるための必須条件
条件1 筋トレ時は、負荷が足りているか毎回チェックする
以下の原理・原則に基づいて、常にトレーニング状態を確認しながら、筋トレ負荷を変えていくことで成長に繋がります。
- 過負荷の原理・・・変化を出すためには、つねに負荷を高めていく
- 漸進性の原則・・・徐々に負荷を高めていく
- 全面性の原則・・・気になる部分だけでなく全体的にトレーニングを行う
筋トレに限らず、人間の成長には常に刺激が必要であり、少し自分にとって難しい課題に取り組むことが重要です。
簡単過ぎれば慣れが生じ、難し過ぎてもわからないままできないということになります。
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