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筋トレのモチベーションに絶大な影響を与える「筋肉仲間」のメリットとは (2/2)

トレーニングをさぼりにくくなる

仕事やプライベートが忙しくなると、どうしてもスポーツジムから足が遠のいてしまうこともあるでしょう。そんなときにトレーニングパートナーがいると、サボるのを防ぐことができます。

1人の場合は「自分の時間が空いたときにトレーニングをしよう!」というように、自由なスケジュールでトレーニングすることが多いはず。

しかし、2人だとそうはいきません。お互いのスケジュールを調整し合い、あらかじめ日時を決めておく必要があります。

自分だけではなく相手の時間も拘束している。そのことをしっかり理解していれば、例えば「やる気が出ない」といったくらいの問題で休むわけにはいきません。「約束していたのにサボると迷惑をかけるな……」と思うだけでも、サボり防止に効果があるでしょう。

そんなメリットが多い筋肉仲間ですが、注意点もあります。

2人でトレーニングを行うときの注意点

無駄話ばかりしない

メリットが多いトレーニングパートナーですが、気をつける点もあります。

無駄話などが盛り上がり、セット間やエクササイズ間の休憩時間が長くなりすぎないよう注意が必要です。長すぎる休憩時間はトレーニング効果を下げるだけでなく、トレーニングの時間が延びることにも繋がります。

トレーニングに対するモチベーションが、お互いに高ければ心配ありません。しかしトレーニングパートナーのモチベーションが低いと、おしゃべりがメインになってしまう危険もあるでしょう。

そうした点も、パートナー選びでは気をつける必要があります。

トレーニングパートナーとして知識・技術も高める

トレーニングの補助やフォームチェックなどは、素人だと難しい部分も少なくありません。トレーニングパートナーの技術次第で、トレーニング効果も変わってきてしまうのです。効果を最大限に高めるためにも、知識や技術を高めておくようにしましょう。

もちろん、トレーニングパートナーは誰でも問題ありません。家族・友人・ジム友などを誘って、一緒にトレーニングをしましょう。

関連記事:筋トレに飽きたときの対処法:トレーナーが教える、やる気が出ないときのモチベーションキープ術

[著者プロフィール]
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。​医療系・スポーツ系専門学校での講師や、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。運営協力メディア「#トレラブ(https://tr-lv.com/)」などで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会 JATI-ATI
公式HP公式Facebook

<Text:和田拓巳>

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