フィットネス
2024年4月30日

逆立ち(倒立)の正しいやり方とは。できるようになるコツや練習方法 (3/3)

3.「逆立ち歩行」のやり方

壁から離れ、逆立ちのまま手で歩行してみましょう。体のバランス感覚を高め、体幹を強化するうえで大きな効果があります。

最初はうまくいかなくても、徐々に歩く距離を伸ばしたり、曲がってみる、Uターンをしてみる、段差がある障害物に挑戦してみてください。楽しみながら難易度を高めることもできるはずです。

なお、逆立ち歩行は両手の指を外に向けると、バランスが取りやすくなります。

週に2〜3回、時間は10〜15分程度で始めてみよう

紹介したワークアウトは、かかる負荷は自分の体重だけです。そのため、筋肉組織へのダメージはさほど高くありません。

毎日でも行うことは可能ですが、毎日やらなくてはいけないというものでもありません。逆立ち歩行の競技能力を高めたい人は別ですが、そうでなければあくまで補助トレーニングとしましょう。

飽きがこないよう週に2~3回程度、1回のトレーニングに費やす時間も10~15分程度に収めるのがオススメです。

筆者プロフィール

角谷剛(かくたに・ごう)

アメリカ・カリフォルニア在住。IT関連の会社員生活を25年送った後、趣味のスポーツがこうじてコーチ業に転身。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー部監督を務める。また、カリフォルニア州コンコルディア大学にて、コーチング及びスポーツ経営学の修士を取得している。著書に『大人の部活―クロスフィットにはまる日々』(デザインエッグ社)がある。
【公式Facebook】https://www.facebook.com/WriterKakutani

<Text & Photo:角谷剛>

1 2 3