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マラソンのエイドっていつ寄ればいいの?ランニングドクターに素朴なギモンを聞いてみた (1/3)

 2019年3月3日、降りしきる雨の中、東京マラソン2019がスタート。悪天候のなか学生ランナーである堀尾謙介選手(中央大学)が日本人1位でMGC挑戦枠を獲得し、今年も大きな話題となりました。さらに今年の東京マラソンでは、選手同士で給水を渡したり、もらったりと、“給水リレー”も話題となり、エイドステーションについてもスポットが当てられました。

 今回注目するのは、その“エイドステーション”について。マラソンをしている人は何度もエイドを利用していると思います。でも実際、いつどれくらいのペースで給水&給食したらいいのか、初心者ランナーにとっては悩みどころですよね。そんな素朴なギモンを、NPO法人日本医師ジョガーズ連盟(JMJA)理事兼ランニングドクターの中村集先生に解決していただきました。ぜひ次回のマラソンのご参考に!

“エイドステーション”とは?

 “エイドステーション”とはいわゆる、エネルギー補給と水分補給ができる給水&給食所のことです。マラソンの歴史とともに、エイドステーションはランナーの命綱の役割を果たしてきました。ハーフマラソンでは給水のみの場合が多く、大半のフルマラソン会場には給水と給食があるそうです。今回の東京マラソンにはどのようなエイドがあったのでしょうか。

 東京マラソン2019の公式なエイドステーションは、2キロ・3キロごと全部で15か所、設置されていました。すべてのエイドに水があり、スポーツドリンクは5キロごとにあります。

 浅草・雷門17.5キロあたりにはバナナと塩飴が置かれ、富岡八幡宮を折り返してすぐの22.5キロところには、ミカンやようかん、ゼリー、そしてランナーの体温低下を促すスポンジがありました。27.1キロには、パンやブドウ糖、梅干しなども置かれ、32.5キロ地点にはチョコが登場。最後は40.1キロ地点にありました。

 以前、何度も東京マラソンに挑戦された方から、ほかにも私設のエイドがあると聞きました。そのなかには浅草名物の人形焼があると教えてもらい、ぜひお目にかかりたい! と思っていました。しかし、今回は確認することができず……。人気なのですぐになくなってしまうそうです。

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