2020年3月9日

カーボンプレート搭載、厚底、限定220足。BROOKSのレース向けシューズ「HYPERION ELITE」の特徴&実力とは? (2/2)

アスリートからの評価は?

 ここで特別ゲストとして、陸上競技の第一線で活躍する藤原新さん、戸田雅稀選手(サンベルクス)、下門美春選手、白方健一さんが招かれ、トークセッションが披露されました。

 藤原さんはHYPERION ELITEについて「これまで履いてきたシューズの進化系として、違和感なく履けました。足首の疲れがたまらない」と評価した上で、次のように続けました。「長距離を走るには、着地した瞬間から蹴り出しまで、足首、身体の使い方にテクニックが求められます。いくら体力があっても、筋力があっても、これができないとドタバタした走りになる。力任せではダメなんです。HYPERION ELITEは、自分の調子が良いときの走りを引き出してくれるシューズでした。バネを使って走れるのでエネルギーを保存できる。だからレース後半になっても、スタミナ切れを起こさずに済む。実際、キツイ時間帯にも足が動きました」(藤原さん)。一般ランナーもこれを履けば良いフォームで走れるはず、と話していました。

▲ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新さん

 中距離が専門の戸田雅稀選手は「踵のホールド感と安定性がお気に入りです。硬さが気に入っている。地面をはじく感覚で走ることで、前に進む推進力を得られます」。長距離の下門美春選手は「弾むので、足が戻ってくる感覚があります。40km走、50km走でも最後まで疲れないし、走り終えた後の回復も早い。長距離は、ふくらはぎの小さな筋肉より、太もも、お尻の大きな筋肉を使った方が省エネで走れると言われています。それを意識しやすいシューズでした」。

▲トークセッションの様子。(左から)藤原新さん、戸田雅稀選手、下門美春選手、白方健一さん

 さまざまなランナーを指導する立場の白方健一さんは「いま、市民ランナーもタイムが上がっています。HYPERION ELITEを履けば、こねて走らなくなるので疲労もたまりにくくなる。スムーズな体重移動につなげられます」としつつも、シューズの特徴を最大限に活用できるよう、まずは身体の準備をしてから履くと良いでしょうね、と話していました。

《取り扱い店舗》
・西武池袋本店※BROOKS販売員常駐店
東京都豊島区南池袋1-28-1 8階スポーツ売り場
TEL : 03-3981-0111

・小田急百貨店新宿店 ハルクスポーツ※BROOKS販売員常駐店
東京都新宿区西新宿1-1-3 2階
TEL : 03-3342-1111

・アートスポーツ ODBOX本店
東京都台東区上野3丁目25-10
TEL : 03-3833-8636

・スーパースポーツゼビオ御茶ノ水本店
東京都千代田区神田小川町3-6
TEL : 03-3233-1861

・スーパースポーツゼビオ渋谷公園通り店
東京都渋谷区宇田川町19-3
TEL : 03-5456-6170

・アートスポーツ リンクス梅田店
大阪府大阪市北区大深町1-1ヨドバシ梅田タワー LINKS UMEDA2階
TEL : 06-6136-8514

・楽歩堂 run&walk 阪急うめだ店
大阪府大阪市北区角田町8番地7号
TEL : 06-6313-9435

・RUN JOURNEY KOBE
兵庫県神戸市中央区三宮町3-8-1
TEL : 078-391-1121

・ランプロ
岡山県岡山市北区絵図町1-50 OSK健幸プラザ1F
TEL : 086-252-0102

・楽歩堂高崎本店
群馬県高崎市緑町4-7-7
TEL : 027-364-6414

公式サイト:https://www.brooksrunning.co.jp/

<Text & Photo:近藤謙太郎>

1 2