
フィットネス
2023年6月14日
スクワットができない原因とは。深くしゃがめない、姿勢が崩れる、倒れる、膝が痛い (2/3)
ケース1 深くしゃがむことができない
スクワットではお尻が膝と同じ高さかやや低くなるまで、あるいは太股が地面と平行になるまで低くしゃがまなくては、最大の効果を得ることができません。いわゆる「フルスクワット」です。
中腰のような、いわゆる「ハーフスクワット」しかできないと、筋肉を鍛えるために十分な動作可動域を確保できないことになります。
対処法 お尻まわりの柔軟性を高める
このような場合、ほとんどがお尻まわりの柔軟性に欠けていることが原因です。
スクワットを練習していくうちに自然と柔軟性も向上しますが、それ以外にもストレッチを行うとさらによいでしょう。
筋肉をほぐす効果があるフォームローラーなどのセルフマッサージもおすすめです。
関連記事:フォームローラーの効果的な使い方。いつ使うべき?トレーニングの前、それとも後?
ケース2 膝が痛む
スクワットで膝が痛む人は、まずフォームをチェックしてください。
しゃがんだときに膝がつま先より前に出ている、あるいは両膝が内側に入っていると、膝に過重な負担がかかってしまいます。
また、普段から内股気味の人は要注意です。
腰と太股の外側の筋力が内側に比べて弱くなる傾向があり、それがスクワットのフォームを維持できない原因になることも。
対処法 腰と太股の外側の筋力を鍛える
腰と太股の外側の筋力を鍛えるために、ジムのトレーニングマシンには「ヒップアブダクター」と呼ばれるものがあります。
これと同じ動作は、イスとゴムバンドを使って行うことも可能です。