フィットネス
2024年7月2日

【クロール&平泳ぎ】泳ぎ方とコツ。練習方法・正しいフォーム|インストラクター監修 (2/4)

プールでクロールをしている

腕と足の動きを水のなかで個々に練習し、正しいクロールの泳ぎ方を習得しましょう。

腕の練習方法

フロントスカーリング

肘から指先で水を捉える感覚を養う練習です。頭より前で∞マークを描くように意識して動かしましょう。

手のひらを外側に向けて腕を広げる
手のひらを内側に向けて腕を寄せる

キャッチスカーリング

肘を戻すときに手の甲で水を押してしまわないよう、小指側から戻します。

プッシュスカーリング

脇を締めた状態で、肘から先の曲げ伸ばしを繰り返す。

肘を伸ばすときに前に進むので、手のひらで力強く押しましょう。曲げるときは水を押さないように、親指の方から戻します。

足の練習方法

片足キック

正しい足の動かし方が習得できる練習方法です。アップキックができないと、下半身が沈んでしまいます。

片方の足のみ動かし、もう一方の足は動かさない
膝から先を伸ばしたあと(ダウンキック)、動かさない足に寄せる

サイドキック

ダウンキックとアップキックのバランスをよくする練習です。

片腕を下半身に向けて伸ばし、もう一方の腕は頭の先に向けて伸ばし、体側につける
顔は下を向き、身体は横に向けてキックを行う。そのとき、体側につけた肩が水面に出るように注意する

ローリングキック

肩や腰だけではなく、身体のすべての部位を同時に動かせるようにする練習です。

ブルプイ(足の間に挟んで下半身の浮力を得るために使う水泳の補助具)を胸に当て、腕で抑える
顔は下を向き、身体を捻りながらキックする

関連記事:【水泳ダイエット】水泳・プールはなぜ痩せる?消費カロリーが多いメニュー、脂肪燃焼のポイント

よくある間違った泳ぎ方

下半身が沈んだクロール

クロールをする際、身体をしっかり捻らず、上半身だけ使って手と足を力任せに動かしてしまっていることがよくあります。その結果、下半身が沈み、姿勢が崩れてしまいます。

2】手と足の動きがカギ「平泳ぎ」

関連記事:【平泳ぎの泳ぎ方】正しいフォーム、速く泳ぐコツ、息継ぎの練習方法

1 2 3 4