ヘルス&メンタル
2023年11月28日
仕事行きたくない!カウンセラーが教える、パターン別の乗り越え方 (4/4)
人間関係
- 会いたくない人がいるから(40代 女性)
- 人間関係が憂鬱だから(50代 男性)
- 対人関係でストレスが強くかかるから(20代 女性)
疲労の蓄積
- 残業が続いて疲れが溜まっている時は、朝起きるのが辛くて出社したくなくなる(40代 男性)
- 疲労が溜まってなかなか抜けない日は、一段と行きたくなくなる(40代 男性)
仕事内容へのストレス
- プレゼン当日は、緊張で行きたくなくなります。また、仕事のミスで残処理が多く残っていて不安で行きたくなくなる時もある(40代 男性)
- 面倒な業務を片付けないといけない時(50代 女性)
- 仕事のやりがいがない(40代 男性)
家にいたい
- 布団から出たくない(40代 女性)
- 家でぬくぬくしていたいから(50代 女性)
「仕事行きたくない」と思った時点で対処するのが吉
仕事の相談で多いのは「仕事を辞めたい」ということです。このご相談をしてくださる段階というのは、「辞めたくなるほど強く追い詰められている状態」であると思います。
ですから、「仕事に行きたくない」と感じた段階で対処をすると、余裕を持って自分とも仕事とも向き合えるはずです。なので、気持ちにフタをせず、ぜひ今の気持ちと向き合ってくださいね。
仕事に行きたくなくて、助けてほしいときは
「助けて欲しい」と感じている時は、人の助けを必要としている証拠。ですが、そもそも相談できる人がおらず、孤独を感じる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時には、本や映画などから、自分の悩みを超えてきた人たちの知恵を借りることをおすすめします。本や映画には、辛いときに元気になるお話がたくさんあります。
無理に明るい気持ちで対峙しようとせずに、共感できるものを選んでみてください。
「助けてほしい」と思ったら、プロに頼るのも手
「話を聞くこと」を職業にしている人もたくさんいます。そのため、「助けて欲しい・話を聞いて欲しい」と思った時は、精神科や心療内科の先生に相談する・民間のカウンセラーに相談するという選択肢があることも頭に入れておいてください。
「自分にはいつでも話を聞いてくれる人がいる」ことを知っておくだけで、心細さを解消できるかもしれません。
休職した方がいいサインとは
- 仕事のことを考えると、吐き気や動悸がする
- 仕事のことを考えると、冷汗が出てくる
- ミスが続くなど、仕事のパフォーマンスがかなり落ちている
- 仕事をしていると「自分は消えた方がいい」などとマイナスなことを強く感じてしまう
上記のような症状が出ている場合は、心療内科の医師やカウンセラーに相談するのが望ましいです。これらのサインを放っておくと、うつ病などの病気につながる可能性があります。
監修者プロフィール
株式会社コレット
マインドトレーナー・カウンセラー 田中よしこ
株式会社コレット代表取締役。宗教2世・虐待サバイバーの経験から自分を立て直し、独自のメソッドで約7,000人の人生を好転させてきたマインドトレーナー。KADOKAWAより『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』著書。韓国・タイでも翻訳出版
<Text:編集部/取材協力:ミルトーク>