
フィットネス
2025年4月1日
有酸素運動のやりすぎは太る?ダイエットの意外な落とし穴
何事もやりすぎはよくありませんが、こと有酸素運動に関しては、やればやるほど脂肪も燃焼され、イイコト尽くめな気がします。
しかし、有酸素運動を過剰に行うことで太ってしまうというのです。はたしてその理由とは?
株式会社Luceの栄養士・食育栄養インストラクターの神原李奈先生監修のもと解説します。
「有酸素運動のやりすぎは太る」って本当?
神原先生:有酸素運動そのもので太ることはありませんが、過剰に行うと痩せにくくなることはあります。
有酸素運動を過剰に行うと、体脂肪だけでなく体内のタンパク質も分解されてしまいます。その結果、筋肉量が減って基礎代謝が下がってしまうため、痩せにくい体になってしまいます。
ダイエット目的で有酸素運動を行う場合は、1日30分程度の有酸素運動を週に2~5回行うのがおすすめです。
1回の運動強度としては、息が弾むくらいの強度で行うとよいでしょう。
有酸素運動+筋力トレーニングを一緒にやるのが効果的!
神原先生:筋肉量を増やして基礎代謝を上げると痩せやすくなります。有酸素運動に筋力トレーニングを組み合わせることで、より効率的に脂肪を燃焼できるでしょう。
有酸素運動には、スクワット・プランク・ラットプルダウンといった筋トレを組み合わせて行うとよいでしょう。
監修者プロフィール
神原李奈
株式会社Luce・健康検定協会所属、栄養士・食育栄養インストラクター。CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。
<Edit:編集部>
※本記事は、Medicalook(メディカルック)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。