フィットネス
2024年3月5日

「有酸素運動で筋肉が減る」って真実?“筋肉を減らさずに運動する方法”を解説 (1/2)

脂肪燃焼のために大切な有酸素運動ですが、「筋肉量が低下する」という噂があります。これって本当なのでしょうか……。

有酸素運動をすると筋肉量が落ちる?メガロストレーナーが解答』という記事から、有酸素運動と筋肉量の関係をピックアップしてご紹介します。

有酸素運動すると、筋肉量が低下するってホント?

はい、本当だと言えるでしょう。

エネルギーが不足した状態で有酸素運動を行うと、筋肉量が低下する恐れがあります。

また、有酸素運動を長時間行うと、AMPキナーゼという細胞内のエネルギーセンサーが働き、タンパク質の合成を阻害してしまうために筋肉量の増加が難しくなります。

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筋肉量が減るしくみ

まず、運動時に使われるエネルギー源を、おおまかに分別してみましょう。

  • 筋力トレーニング……おもに糖質がエネルギー源
  • 有酸素運動……糖質・脂質・アミノ酸(タンパク質)がエネルギー源

有酸素運動においては、上記のアミノ酸の枯渇が筋肉量の低下に影響します。長時間の有酸素運動を行い、糖質のエネルギーが枯渇すると、脂質を分解してエネルギーを生み出します。そのタイミングで、血中や筋肉内のアミノ酸もエネルギーとして利用されます。

そのため、必要なエネルギーが枯渇している状態で有酸素運動を行うと、カラダの筋肉を分解してエネルギーを確保するため筋肉量の減少が起こるのです。

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