ウェルネスフード
2019年1月28日

コンビニの定番健康食品「ゼリー飲料」、食べ比べレポート! (1/3)

 食欲がないときや風邪などの療養中をはじめ、移動中や忙しい朝昼の食事代わりとして手軽にエネルギーを補充できるのが「ゼリー飲料」。ゼリー状なので飲みやすく、さまざまな栄養が含まれており、しかも意外と腹持ちもいい。夏バテのときなどは、ありがたい存在ですね。

 ゼリー飲料はさまざまな種類があり、コンビニやスーパーなどでは多彩なラインアップが売り場にそろえられています。でも、ゼリー飲料を食事として考えるなら、やはり味で選びたいですよね? そこで、今回は機能性を度外視して、味にフォーカスした飲み比べを行いたいと思います。

コンビニで定番の5つをピックアップしてみた

 コンビニなどで定番的に扱っており、なおかつ一番味もオーソドックスなものということで、今回は以下の5アイテムをピックアップしました。

・ウィダー・イン・ゼリー エネルギー(森永製菓)
・カロリーメイト ゼリー アップル味(大塚製薬)
・ポカリスエット ゼリー(大塚製薬)
・アミノバイタル ゼリードリンク マルチエネルギー(味の素)
・ミニッツメイド 朝バナナ(コカ・コーラ)

森永製菓「ウィダー・イン・ゼリーエネルギー」

 さっそく試飲してみましょう。まずは、1994年に発売された、ゼリー飲料の老舗ブランド「ウィダー・イン・ゼリー」から。味はマスカット風味で、果汁3%。器にあけてみると、うっすらとイエローの色味があります。

 では、いただきます……。ゼリーが柔らかめなので、口当たりもよく喉にスルスルと入っていきますね。味はほんのりマスカット風味といった感じ。甘すぎずさっぱりとしていて美味しいです!

 公式ページによると、含まれるエネルギーは「180kcalでおにぎりおよそ1個分」。「1日分以上のビタミンCを配合」しているとのことです。おにぎり換算というのは分かりやすいですね。容量は1袋180g。普段の食事の量に合わせて、適量を摂取できそうです。

大塚製薬「カロリーメイト ゼリー アップル味」

 続いて、バランス栄養食品としておなじみ「カロリーメイト」のゼリータイプです。味は「アップル」「ライム&グレープフルーツ」「フルーティミルク」と3種類ありますが、今回は「アップル」を選びました。

 公式ページによると、「さわやかなアップル味で、朝食代わりや、食がすすまない時にもおすすめ」とのこと。夏バテのときにはちょうど良さそう。その味は「すりおろしりんごのような、やさしい味わい」とのこと。エネルギーは1袋215gあたり200kcalです。

 容器にあけてみるとビックリしました! りんごの匂いが強く漂います。見た目にも、まさにすりおろしりんごのような色味です。その味は、甘みの中にりんご特有の酸味が感じられました。ゼリーの食感がちょっと固めな上、粒感があるので、食感や喉越しもすりおろしりんごに近いように感じられます。

 実際に容器にあけて食べると、すりおろしたりんごを食べているような錯覚を覚えました(そんな食べ方はしないでしょうけど)。飲んでいるというより食べている感じです。しっかり食べたという実感がほしい人には、これがオススメでしょう。

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