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2023年6月27日

サッカーとフットサルの違いとは。人数、ルール、戦術を解説 (1/3)

ワールドカップをはじめ、日本のみならず世界中で愛されているサッカー。最近では、海外で活躍する日本人選手も増えてきました。一方で、サッカーから派生して誕生したのがフットサルという競技。近年はサッカーの影響を受けてか、フトッサルの人気も高まっています。子どもから女性、年配まで、気軽に楽しめるのがフットサルの魅力ではないでしょうか。

似ているようで異なる部分の多いサッカーとフットサル。足を使うスポーツとしては同じですが、ルールやコートの大きさなど、場合によってはサッカーとはまるっきり異なることも。

ここでは、そんなサッカーとフットサルの違いについてお伝えします。

フットサルとサッカーの基本的な違い

大きく分けて、6点の違いがあります。

1.ピッチ

サッカーは68m×105mのピッチサイズでプレーしますが、フットサルは20m×40mと半分以下の大きさしかありません。

ピッチサイズが異なるということは、ゴールの大きさも変わります。サッカーゴールは2.44m×7.32mですが、フットサルは2m×3mとかなり小さめ。フットサルの方が小さい分、ひとりひとりにボールが回ってきやすいのも大きな特徴です。

実は、ピッチの表面も異なることをご存知でしょうか。サッカーは芝の上でプレーしますが、フットサルは木や人工材材質の上が多いのです。

さらに、フットサルはスパイクではなく体育館用シューズでもプレー可能。プレーできる場所も、大きく異なります。

2.ボール

サッカーは5号球(直径22㎝)のボールを使用しますが、一方でフットサルは4号球(直径20.5㎝)と少し小さめです。

また、フットサルのボールはサッカーボールとは異なり、弾まないように作られています。なぜならフットサルはコートが狭いため、ボールが弾みすぎると上手くプレーできなくなるから。

2mの高さから落下させたとき、最初のバウンドが50㎝以上、65㎝以下で跳ね返るという規定があるほどです。

バウンドしにくいので、初心者でも比較的簡単にボールを止められます。

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