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2018年1月31日

「芸能活動をはじめたのは普及のため」かわいすぎる一輪車アスリート佐藤彩香が生まれたワケ(後編) (2/2)

スピードを競う競技の時は、100m×10本、片足50m×5本、タイヤ乗り30m×5本を行います。たまに体育館の周りを回るインターバルを3本追加することも。

演技の競技は伊勢原のクラブにシルクドゥソレイユの方が所属しているので、そこへ週4回通います。平日が3時間で、土日は3〜7時間ほど。その方たちが海外の公演で飛び回っているので、あまりお会いはできませんが。

――思った以上にハード! そして当たり前ですが指導してくださる方もいるんですね。

はい。でも指導もボランティアなんですよ。私も冬場は後輩指導に充てることが多いですね。教えることは好きなのですが、教えている間は厳しくなっちゃう(笑)!

――かわいい姿からは想像できません(笑)

小学校1年生から4年生を中心に指導しているのですが、なかなか言葉が通じません(笑)。小学生は小学生にしか分からない言語で話しているのでは? と錯覚してしまいます。なんて言えば理解してもらえるのかを考えながら指導をしているのですが、時折言葉が厳しくなってしまいますね(笑)。

一輪車はダイエットにも効果的!?

――ジムには行かれるんですか?

週2回ほど行きますが、あまり筋肉をつけすぎると体が重くなってしまうので、筋トレとかはしないですね。トレーナーさん自身が一輪車をやっているわけじゃないので、どんなトレーニングが一輪車競技に最適なのかを探りながらトレーニングしているんですよ。

――でもウエストも細いし、体のバランスすごくいいですよね。

一輪車に乗っていると、体幹がつくみたいで特にこれといったことはしていないんです。食事も好きなものを美味しく食べるタイプ(笑)。足腰も鍛えられるから、足も細くなるんですよ!

――久しぶりに一輪車乗りたくなりました(笑)。

一輪車に乗れる施設は一輪車クラブになってしまうのですが、興味を持ってくださった方が気軽に乗れる機会を作ることも大事ですよね。一輪車を普及するために、これからもっと考えていかなくちゃいけないな、と。引き続き、がんばっていきます!

▼前編はこちら

「一輪車が楽しい」が私を走り続けさせる。かわいすぎる一輪車アスリート佐藤彩香が生まれたワケ(前編) | 趣味×スポーツ『MELOS』

[プロフィール]
佐藤彩香(さとう・あやか)
1996年生まれ。小学生の時にはじめた一輪車にハマり、2011年に出場した「さわやか日本一輪車競技大会」のトラックレース部門で女子総合優勝を果たす。翌年の2012年イタリアで開催された一輪車大会 「UNICON16」に出場し、4 x 100mのリレーで世界一に。その後は、芸能事務所に所属し、「かわいすぎる一輪車アイドル」として瞬く間に話題に。現在ではメディア出演のほか、一輪車普及のためイベントに出演したりと活動は多岐に渡る。

<Text:高橋優璃/Photo:河合信幸>

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