2018年3月8日

痩せたい、カロリー消費したい、甘えを捨てたい!クロスフィットトレーナーAYAさんにガッツリ鍛えられてきました (2/3)

 さて、いよいよラストのランジです。

▲片足で前に踏み込んで、逆足のヒザが地面につくギリギリまで腰を落とす「ランジ」

 プランク同様、お尻とお腹に力を入れて動きを続けます。こちらは姿勢が崩れないよう気をつけているうちに、時間が過ぎていきました。

▲いま思うと、足の角度が曲がっています

 ここでようやく前半終了。椅子に座り、水分補給が行われます。まわりのフィットネス女子たちと「キツイね」「ヤバイ!」などと言いあいながら、笑顔を交わします。ブートキャンプは友情も育む。

後半、はじまる

  後半は芝生エリアで個人メニューをこなす内容でした。「マウンテンクライマー・バットキック・スクワット・プランクアップ」の4メニューを、制限時間内にひたすら繰り返すという自分との戦い。AYAさんの「休憩は各自取ってね。でも今回のメニューは性格が出るよ! ただ休んで過ごすのか、自分を追い込んで終えるのか」という言葉がココロに響きます。

 休むも追い込むも自分次第。これは非常にストイックさが求められます。しかし本当にボディメイクを決意しているなら、自分への甘えを捨て、タフなトレーニングもやり抜く覚悟が必要です。

“カラダは簡単に変わらないってことを知ってもらいたいんですよね。よく雑誌に「ながら○○」とか「これだけ〜」みたいな記事ありますけど、そんなお手軽な方法で理想のカラダを手に入れることはできないぞ、って。“

体重計に乗るくらいなら、毎日鏡を見て【クロスフィットトレーナーAYAのボディメイクメソッド(前編)】より

▲腕立て伏せの姿勢で、片膝をお腹まで引き上げてから戻す動きを交互に行う「マウンテンクライマー」

 バーピーオーバーハードルもですが、マウンテンクライマーも本当にキツイ。この頃になると、もはや腕がガクガクで、腕立て伏せ自体ができなくなっていました。

▲お尻を突き出し、お腹に力をいれて深くしゃがむ「スクワット」

 逆にスクワットは、普段行っているよりずっと腰を深く落とさないといけないということを学びました。周囲でも「正しいスクワットのやり方を学びたい」という女性が多いので、帰ったら教えてあげよう。

▲かかとでお尻を叩くようにその場で走る「バットキック」

 バットキックで息を整えます。

▲腕立て伏せの姿勢から、片肘ずつついてプランクの姿勢になる「プランクアップ」

 腕立て伏せからプランクに切り替えることができず、カエルのように床に潰れること数回……そんなとき、フロアにAYAさんの声が響きます。

「キツいのは皆おなじだよ! やれる! できる!」
「お尻下げて! できてなくても、そうしようって意識は持って!」

 この言葉に、挫けそうな心も奮い立ちます。たとえ正しいフォームができていなくても、頑張ろうとするその「意識」をきちんと見ていてくれる。AYAさんのトレーニングに多くのファンがつくのも頷けます。

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