インタビュー
2020年12月28日

「卓球」がダイエットやストレス解消に役立つ理由とは?卓球スクール「TACTIVE」に聞いてみた

 運動熱が高まっているものの、いざやろうとすると、どんなスポーツがいいのか悩んでしまうものですよね。何歳からでも始められて、初心者にも優しくて、長く続けられて、健康にも良さそう……そんなスポーツがあったらいいと思いませんか?

 そう、そんなスポーツこそが卓球なのです! 卓球というと、ひと昔前は地味なイメージがありましたが、今は石川佳純選手、平野美宇選手、張本智和選手、丹羽孝希選手、水谷隼選手など、世界で活躍する若い選手がたくさん出てきて、2018年の秋には、卓球のプロ化を目指し「Tリーグ」も発足し、注目を集めているスポーツです。

 そこで、「卓球でアクティブに」というキャッチコピーのもと、日本最大級のの卓球スクール「TACTIVE(タクティブ)」にお話を伺いました。

卓球が健康づくりに役立つ理由とは?

 卓球がどんなスポーツなのかは、世界大会やオリンピックなどで見たことがありますよね。それだけではなく、学校やアミューズメント施設、温泉などの宿泊施設で、実際にやったことがある人も少なくないのではないでしょうか。

 そんな、日本人なら誰にも親しみやすい卓球ですが、健康にいい理由は具体的になんなのでしょうか?「TACTIVE」では以下の3つをおもな理由として挙げています。

理由1:肥満の予防

 卓球は、見た目以上に激しく動き回るスポーツです。そのため、卓球を1時間行うと、およそ250キロカロリーを消費するといわれています。これは、なわとびを30分行うのと同じくらいの消費カロリーです。定期的に行うことで適度に筋肉もつき、肥満予防に役立ちます。

理由2:脳の活性化

 目でボールを追って動きを予測し、どのように打ち返すか。卓球は、瞬時の判断力を常に求められるスポーツです。そのため、脳が活発に働きます。動きながら脳が刺激を受けると血流も増加、脳が活性化すると考えられます。そのためリハビリなどの理学療法に、卓球が用いられることもあるそうです。

理由3:ストレス発散

 卓球といえば温泉、というイメージがありますよね。卓球は昔から、狭いスペースでも手軽にストレス発散できる娯楽として親しまれています。また、ピンポン球を打ち合う音はリズミカルで心地良く、打ち合う時間が長いほど音の連鎖となり、上達もわかりやすく感じられます。スマッシュが決められるようになれば、想像以上の爽快感が味わえるのも、ストレス発散につながりやすいです。

何歳から始められる? 何歳まで続けられる?

 「TACTIVE」によると、6000人の登録会員の年齢は、下は3歳から上は80歳代までと、かなり幅広いのだそう。

 ケガの心配が少なくて手軽に始められる卓球は、年齢が低いうちに始めることも可能。2歳くらいでも、保護者のサポートがあれば卓球は楽しめるそうです。ボールを追いかけるために足腰が鍛えられ、ラケットを振ることで腕の筋肉や瞬発力も鍛えられます。

 また、卓球を続けていれば、自然と日常動作に必要な筋肉がキープされるそう。年齢が高くなればなるほど、あまり激しい運動は難しくなりますが、自分のペースで続けられるのも魅力的です。そして、人との距離が近い卓球は、練習や試合が終わったあとも、交流が続くことが多いのだとか。世代を超えて多くの方と会話を持つことで、気持ちもリフレッシュできるのが、高齢者にとっても楽しめるスポーツである理由でしょうか。

 卓球は老若男女問わず、子どもから大人まで一緒に楽しむことができるスポーツです。年齢制限はありません。幼児から高齢者まで、年齢に応じての楽しみ方、鍛え方ができるのが、卓球の良いところといえるでしょう。

初心者から上級者までOK。卓球スクールで体験してみよう

▲施設内のインテリアや設備はおしゃれで明るい

 卓球スクール「TACTIVE」は、「卓球を通して人々の健康増進に貢献すること」「卓球の普及拡大を図り卓球を活性化させること」を実現すべく、2014年にスタートしました。「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、厚生労働省が推進する「スマート・ライフ・プロジェクト」にも参画しています。

 マンツーマンの本格的なレッスンから、定員制のグループレッスンまで、豊富なレッスンメニューがあり、自分のレベルに合わせて適切なレッスンが受けられるほか、初心者向けの体験レッスンも随時実施中。また、“部活の補助”として生徒さんもいるのだとか。それもそのはず、「TACTIVE」のコーチ陣は、ほとんどが全日本選手権などの全国大会出場経験者で、技術力も高水準です。しかも、入会金や年会費のかからないシステムで、続けやすいところも人気を集めています。

 経験者でなくても、スタートは卓球を楽しむことから。「TACTIVE」をはじめとする卓球スクールで、まずは体験してみてはいかがでしょうか?

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[参照]
・TACTIVE(タクティブ)
http://www.tactive.co.jp/

<Text:サワユカ(H14)>