フィットネス
2022年4月30日

胸を鍛える腕立て伏せ。自重トレーニング2分。ぶ厚い胸板orきれいなバストラインを手に入れる (2/2)

③ノーマルプッシュアップ

 腕力や胸筋、肩、二の腕、体幹などの上半身全体が鍛えられる筋トレとして人気の「ノーマルプッシュアップ(腕立て伏せ)」。胸や腕、肩など「見せる筋肉」を鍛えられるので、目立つ部分を引き締めたい方にはとてもオススメです。

正しいやり方

1. 腕を肩幅より少し外に開く
2. 足を伸ばして、つま先と腕(手のひら)で体を支える
3. 頭から足先までが一直線になるように姿勢を整える
4. 肘を曲げながらゆっくりと体を倒し、床につかないギリギリまで下げてから地面を押し上げて元の姿勢に戻す

実施回数

10回

ポイント

・胸は地面ギリギリまで下げられるとGood!
・お尻は上げ過ぎず下げ過ぎず、頭から足までが一直線になるようにイメージ

鍛えられる筋肉(場所)

・上腕三頭筋(二の腕)
・大胸筋 etc…

大胸筋(だいきょうきん)とは

 「厚い胸板」「キレイなバストライン」など、胸の見た目に大きく影響するのが胸の表層部についている筋肉“大胸筋”です。おもな働きは、腕を内側に閉じる動作や、腕を上げる動作で力を発揮すること。

 大胸筋は鎖骨や胸骨、腹筋の一部からスタートし、腕の骨である上腕骨の外側に向けて走行しています。付着している部分が「鎖骨」「胸骨」「腹筋」と広く、それぞれ筋肉の走行している方向が異なります。そのため、大胸筋全体を大きくするなら上部・中部・下部と分けてトレーニングする必要があります。

 上部を鍛えることで、鎖骨のすぐ下から筋肉の盛り上がりを作ることができます。また、中部を鍛えることで横に広くすることが可能です。下部を鍛えると大胸筋の厚みを作ることができるなど、トレーニング上級者になるにつれて、大胸筋の中でもどこを鍛えるのかを細分化していくことが多いものです。

 トレーニングに慣れてきたら、大胸筋のどの部分を鍛えたいかを決め、その部分に合ったエクササイズの選択をするようにしましょう。

大胸筋を鍛える主なエクササイズ

ベンチプレス
ダンベルベンチプレス
チェストプレス
プッシュアップ(腕立て伏せ) など

おすすめの筋トレグッズ

おすすめの動画&記事

腕立て伏せができない原因は?初心者におすすめのやり方と効果を高めるコツ

体幹トレーニング「プランク」で腹筋を鍛える!毎日やると効果的【1ポーズ20秒】

腕立て伏せ(プッシュアップ)、もっとも効果的なフォームは?毎日やるべき?

ストレッチはなぜ必要?筋肉をほぐすと疲労回復に効果的なワケ

\もう一度動画でおさらい/

[トレーニング指導]
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。

<Text:MELOS編集部>

1 2