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握力を鍛えると、こんな“イイコト”が!実は弱いと“デメリット”もある
ご自身の握力がどの程度あるのか、ご存知でしょうか? おそらく多くの人は、学生時代に握力を測ったきりで、ご自身の握力の強さを知らない場合がほとんどかと思います。
そんな握力、実は鍛えることでうれしい“メリット”が得られるのです。『【握力の鍛え方】どこの筋肉を鍛える?』という記事から、握力を鍛えるメリット・握力が弱いデメリットを切り出してご紹介します。
握力を鍛えると得られる“メリット”とは
効果的に筋トレが行える
筋トレには握力が必要です。特に、以下を鍛えるエクササイズには、握力が欠かせません。
- 背中(背筋)
- 腰部の大筋群
たとえばバーベルのバーなどを握って引っ張るプル系エクササイズは、握力が弱いと高重量を扱うことができないでしょう。懸垂などでも、先に握力がなくなり、動作が止まってしまう人も少なくないはず。
高重量でも耐えられる握力をつけることで、目的の筋肉にも大きな刺激を与えることができるようになります。
スポーツパフォーマンスが向上する
スポーツには、バット、ラケット、ボールなど、形・大きさ・重さまでさまざま用具を使う種目が数多くあります。これらを上手にコントロールするためには、握力が重要となります。
握力が弱ければ、それらの用具にうまく力が伝わらず、パフォーマンスが低下するでしょう。
日常生活のパフォーマンスが向上
日常生活で握力が必要な場面はたくさんあります。
- 重い荷物や買い物袋を運ぶ
- ビンのふたを開ける
- タオルを絞る
握力を鍛えるだけで、日常生活のパフォーマンスも向上するのです。
握力が弱いとこんな“デメリット”もある
握力は、他の部位に比べ、筋力の衰えが少ない部分です。
しかし、握力が弱くなることによって、以下などのデメリットが考えられます。
- 他の部位のエクササイズに影響を及ぼす
- 認知症や脳卒中のリスクが高くなる可能性
握力はどうやったら強くなる?
数ある腕筋の中で、握力に直接関係するのが、以下の筋肉です。
- 深指屈筋(しんしくっきん)
⇒人差し指から小指までの4本を屈曲させる - 浅指屈筋(せんしくっきん)
⇒人差し指から小指までの4本を屈曲させる - 長母指屈筋(ちょうぼしくっきん)
⇒親指を屈曲させる
また、前腕部には他にも多くの筋肉があります。握力に関係する筋肉だけでなく前腕部全体の筋肉を鍛えることで、力を発揮する際にサポートしてくれるでしょう。
そのため、効率よく握力を向上させることが可能です。
健康のバロメーターとして、握力を測定するのもよい
急な握力低下は、首・肩・肘などの障害を判断するひとつの基準になるなど、健康のバロメーターとして使われることもあります。
握力計などの商品を使い、自分の握力がどのくらいあるか計測するのもおすすめです。
※本記事はMELOSで公開された記事『【握力の鍛え方】どこの筋肉を鍛える?最強トレーニング4種目│握力強化のメリットとポイント』を再編集したものです。
<Edit:編集部>