腕立て伏せを毎日10回続けるとどうなる?1週間・1ヶ月・3ヶ月の変化 (2/5)
腕立て伏せはどこに効く? 鍛えられる筋肉部位
腕立て伏せ(プッシュアップ)でメインに鍛えられるのは、胸・二の腕・肩です。具体的には、次の筋肉に刺激が入ります。
大胸筋(胸)
腕立て伏せで中心的に使われる筋肉です。胸の前面にある大きな筋肉で、腕を前方に押し出す動作などで働きます。
大胸筋を鍛えることで、男性なら厚みのある胸板、女性ならバストラインを支える土台づくりにつながります。
上腕三頭筋(二の腕)
二の腕の後ろ側にある筋肉です。肘を伸ばして体を押し上げるときに使われます。腕立て伏せでは大胸筋とともに強く働くため、二の腕を引き締めたい人や、腕を太くしたい人にも適しています。
三角筋(肩)
肩を覆うようについている筋肉です。腕立て伏せでは、とくに三角筋の前側(前部)が使われ、体を押し上げる動作をサポートします。肩まわりを鍛えることで、上半身のシルエットを整えることにもつながります。
腹筋など体幹の筋肉も使われる
腕立て伏せは胸や腕だけのトレーニングではありません。頭からかかとまで一直線の姿勢をキープするため、腹直筋や腹横筋などの体幹部も使います。
そのため、正しいフォームで行えば、胸・腕・肩を中心に、体幹まで同時に刺激できる自重トレーニングといえるでしょう。
腕立て伏せにはどんな効果がある?
腕立て伏せを続けることで、胸や腕、肩を中心とした上半身の筋力アップが期待できます。器具を使わず、自分の体重を負荷にして複数の筋肉をまとめて鍛えられるのが大きなメリットです。
胸板が厚くなる
腕立て伏せでメインに鍛えられる大胸筋は、胸の大部分を占める大きな筋肉です。継続的に十分な負荷をかけることで大胸筋の筋肥大が期待でき、男性なら厚みのある胸板づくりにつながります。
腕が太く、たくましくなる
体を押し上げるときには、二の腕にある上腕三頭筋も使われます。上腕三頭筋は上腕の筋肉の中でも大きな割合を占めるため、鍛えることで腕を太く、たくましく見せる効果が期待できます。
上半身の筋力アップ
腕立て伏せでは、大胸筋だけでなく上腕三頭筋や三角筋なども同時に使います。「押す」動作に関わる複数の筋肉を一度に刺激できるため、上半身を効率よく鍛えられます。
体幹も鍛えられる
腕立て伏せでは、動作中に頭からかかとまで一直線の姿勢を保つ必要があります。そのため腹筋などの体幹部も、姿勢を安定させるために働きます。
ただし、腹筋をメインに鍛える種目ではないため、体幹を重点的に強化したい場合はプランクなどを組み合わせるとよいでしょう。
「腕立て伏せだけ」で鍛えた体はどうなる?
腕立て伏せだけを続けた場合、胸や腕、肩を中心に上半身が発達していくことが期待できます。とくに筋トレ初心者であれば、自分の体重を使った腕立て伏せでも十分な負荷になるため、継続することで見た目の変化を感じることもあるでしょう。
胸・二の腕・肩は発達しやすい
腕立て伏せは「押す動作」が中心です。大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部などが繰り返し刺激されるため、続けることで胸板が厚くなったり、腕や肩まわりがたくましくなったりすることが期待できます。
ただし、同じ腕立て伏せを繰り返していると、筋力がつくにつれて自分の体重だけでは負荷が足りなくなることがあります。
筋肉をさらに大きくしたい場合は、回数を増やすだけでなく、種目やフォームを変えて負荷を高める工夫が必要です。
背中や下半身は十分に鍛えられない
一方で、腕立て伏せだけで全身をバランスよく鍛えることはできません。腕立て伏せでは体幹も使いますが、背中や脚への刺激は限定的です。
とくに広背筋などの「引く動作」で使う筋肉や、お尻・太ももなどの下半身を大きく発達させるほどの負荷は期待できません。
そのため腕立て伏せだけを長期間続けるより、スクワットなどの下半身種目や、懸垂・ローイング系の「引く」種目も取り入れたほうが、全身をバランスよく鍛えられます。
つまり、「まず筋トレを始める」なら腕立て伏せだけでも十分。ただし、バランスのよい体を作りたいなら腕立て伏せ“だけ”では足りないと考えておきましょう。
次:腕立て伏せを毎日10回続けたときの変化【1週間〜3か月】











