「バーピージャンプトレーニング」の効果とやり方|筋トレと有酸素運動のいいとこどり! (3/3)
バーピージャンプを使ったトレーニングメニュー
バーピー単体はキツく、退屈な動作かもしれません。しかし、アイデア次第で無限のトレーニングメニューを作ることが可能です。
クロスフィットワークアウトの中から、器具がいらないものをいくつかご紹介します。
Death by Burpees(デス・バイ・バーピーズ)
最初の1分間は、1回だけバーピーを行って残りは休みます。
次の1分間(2分間目)はバーピー2回、さらに次の1分間(3分間目)はバーピー3回という要領で、毎分ごとにバーピーの回数を増やしていきましょう。
これを、1分間内に規定回数をこなせられなくなるまで続けます。
Riley(ライレー)
「1600m走+150回バーピー+1600m走」で、合計タイムを競います。
Open 12.1
7分間を制限時間として連続でバーピーを繰り返し、合計の回数を競います。
バーピーはキツイが、誰もが行えるトレーニングである
バーピーが苦手な人は少なくありません。とくに体重の重い人にとって、バーピーは脅威のようです。
クロスフィットのジムでは、「クラスに遅刻したら1分につき10回バーピー」なんていうルールを作っているところがよくあります。つまり、バーピーとはそれほどキツく、かつ誰にでもできるワークアウトだということです。
真剣に取り組めば、高いトレーニング効果とダイエット効果が望めます。毎日行う必要はありませんが、日常的にトレーニングに取り入れてみましょう。
筆者プロフィール
角谷剛(かくたに・ごう)
アメリカ・カリフォルニア在住。IT関連の会社員生活を25年送った後、趣味のスポーツがこうじてコーチ業に転身。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー部監督を務める。また、カリフォルニア州コンコルディア大学にて、コーチング及びスポーツ経営学の修士を取得している。著書に『大人の部活―クロスフィットにはまる日々』(デザインエッグ社)がある。
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<Text & Photo:角谷剛>