
ジョギングのダイエット効果と、痩せる走り方【徹底解説】 (2/4)
ジョギングは短期的に痩せる運動ではない
このように、ジョギングはさまざまな健康とダイエットに有効な運動です。
率直にいうと、短期的に体重を落とす視点で考えると、ジョギングはそれほどオススメというわけではありません。
しかし長期的に体重管理をするためにはとてもオススメです。くわしく見ていきましょう。
ジョギングがダイエット運動として適切ではない理由
ジョギングはダイエット運動としてはあまり適切ではありません。なぜなら体重を落とす効果はあまり期待できないからです。
有酸素運動を行い、体重がどう変化したかを調査した研究があります。
平均年齢58歳でBMI30.9と肥満の女性を集め、1年間、週5回、45分/回の有酸素運動を実施しました。その結果、体重は平均83.7kgから81.7kgになり、-2.0kgの減少でした(※3)。
●体重は落ちるがコスパは悪い
たしかに体重は落ちました。しかし1年間、週5回、45分/回をかけた結果として-2.0kgはさみしい結果だと言わざるを得ません。
その他での調査でも似たような結果が多数出ており、体重は落とすものの、その程度は労力に対して十分ではありません。
ジョギングで消費できるカロリーはどのくらい?
ジョギングで消費できるカロリーは、体重と継続時間で変わります。
たとえば、体重60kgの人が30分間、時速7km程度でジョギングした場合に消費するエネルギー量は220kcal程度。ご飯お茶碗一杯よりもやや少ない程度です(※4 7METsで計算)。
体重が重いほど消費するエネルギー量は大きくなりますが、大差はありません。
ジョギングダイエットで痩せるには「長期的に継続」する必要がある
ジョギングでダイエット効果を狙うのであれば、長期的に継続して行うと効果的です。
有酸素運動の消費エネルギー量は少ないとはいえ、継続することで体重をコントロールすることができます。
食事を変えずとも、有酸素運動だけで体重を落とすことは可能
先ほど紹介した研究調査では、有酸素運動を1年間行った結果、「食習慣は特に変えず」-2.0kgの体重減少でした。
逆に言えば、食事をとくに変えずとも、有酸素運動をすることで体重を落とすことは可能なのです。
そのため、長期的に健康作りをしながらダイエットを進める手段として、ジョギングは有効であると考えられます。