
【食材一覧】タンパク質50gはどのくらい?危険な「摂りすぎ サイン」も (4/5)
- 健康
- 2023年10月26日
タンパク質が不足している場合、すぐに症状としてあらわれることは少ないですが体にとって良い状況とは言えません。
慢性的にたんぱく質が欠乏し、摂取エネルギーも同時に不足した場合は、以下のことが起こる可能性が考えられます。
- 筋肉量低下
- 爪や骨が弱くなる
- 免疫が下がる
▲タンパク質が不足すると、このように爪先がボロボロになることも……
何g摂取しないと「不足している」と判断できるのか
厚生労働省から発表されている「タンパク質の食事摂取基準」によると、最低限の摂取量は以下の通りです。
年齢 | 最低摂取量/1日 |
1~49歳 | 13~20g |
50~64歳 | 14~20g |
65歳以上 | 15~20g |
※男女共通
上表で、最低摂取量として記載した数値は、生活習慣病を予防するための指標となります。
体格や身体活動レベルによって適切な量は変わってくるので、あくまでも目安として認識しておき、記載した数値よりタンパク質の摂取量が少なくならないようにしましょう。
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タンパク質50gを摂る献立・メニュー
ディオクリニックの管理栄養士の松田詩歩さんに監修して頂き、タンパク質を1日50g程度摂取するためのメニューをご紹介します。朝・昼・夜に分かれているので、献立の参考にしてください。
朝食 | ・ギリシャヨーグルト:カップ1個分(約100g) ・バナナ:1/2個 ⇒タンパク質量合計:10g程度 |
昼食 | ・ご飯:80g ・鶏肉60g入り野菜カレー:1杯分 ・オクラとなめことワカメのねばねばサラダ:1食分 ⇒タンパク質量合計:20g程度 |
夕食 | ・ご飯:80g ・鮭のムニエル(きのこソテーのせ):1切れ分 ・ベーコンと玉ねぎのコンソメスープ:1杯 ・アボカドと豆腐とトマトのイタリアン風サラダ:1食分 ⇒タンパク質量合計:20g程度 |