フィットネス
2020年11月11日

整体師が教える「スマホ首・巻き肩・疲れ目」の原因と姿勢改善ストレッチ (2/2)

スマホの使い過ぎで起きる姿勢トラブルを解消する

「スマホ首」「スマホ巻き肩」「スマホ目」対策ストレッチ

 まず、両手を背中で組んで鼻から息を吸います。次に息を吐きながら、首を後ろに伸ばして天井を真っ直ぐに見上げます。息を吐き終わったら、体を元の姿勢に戻します。首と肩を悪い姿勢から戻し、手元よりも遠くにある天井を見ることを忘れずに。

 これを3回、繰り返してください。重心を真っ直ぐにして、前かがみにならないようにすることがコツです。

「スマホ巻き肩」を重点的に治すストレッチ

 職場で実践するのにお勧めなのが、肩胛骨を回すストレッチ。指先を肩に置いたまま、肩を大きく回すだけです。内回しでも、外回しでもかまいません。腕の付け根だけを回しがちなのですが、背中にある肩胛骨を回すつもりで、大胆に大きく回すことがポイント。そうすれば、肩胛骨を前に押し出している筋肉が肩胛骨からはがれて、肩胛骨が本来の場所に戻り、肩と首が楽になります。

▲指先を肩に置いたまま(写真左)、肩を大きく回す(写真右)

 1日、5回~10回ほど回すことが理想的です。

ホットアイマスクで筋肉をほぐすのもおすすめ

 「スマホ目」対策として、市販のホットアイマスクを利用してみるのもおすすめです。筋肉をほぐし、リラックスすることできますので、ぜひ試してみてください。

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[プロフィール]
赤井隆紀(あかい りゅうき)
体質改善サロン「和紅屋」院長。1991年生まれ。東京都世田谷区出身。専門学校で整体やカイロプラクティックなどを学び、その後NLPなどを取り入れた心身を癒す施術を行なう。施術歴5年。
「和紅屋」サイトhttps://guit0830nyanwan.wixsite.com/wakoya

<Text&Photo:竹内みちまろ(H14)>

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