
ウェルネスフード
2023年11月3日
卵を食べ過ぎたときの症状とは。1日何個まで食べていい?[薬剤師監修] (2/3)
ガンになる? 卵を食べ過ぎによって生じる病気リスクとは
卵の食べ過ぎによる病気のリスクとして、乳がんを引き起こす可能性があることが示唆されています。
アメリカの文献によると、「週に5個以上の卵を摂取した場合、卵を摂取しない場合と比べて乳がん発症のリスクが若干増加する」ことが認められています。
卵巣がんや前立腺がんについてのリスク上昇の証拠は得られていないようですが、完全には排除できない結果になったようです。
卵を食べ過ぎると、「死亡する」「肝臓や腎臓に悪い」という噂
卵を食べ過ぎると「死亡する」ってホント?
卵を食べ過ぎて死亡した事例は、本当にあるようです。
インドで行われた卵の早食い競争で、42個目を食べた際に亡くなった事例がありました。
また、2013年にはイースターエッグを食べるコンテストで早食いをしていた男性も死亡し、さらには、2012年に生卵を28個食べた男性の死亡事故がありました。
インドの死亡事故を担当した医師は、ゆで卵の食べ過ぎにより致命的な状態となって死亡したと診断しています。
ただし、本当に卵の食べ過ぎにより亡くなったのかは定かではありません。喉をつまらせて窒息した可能性や、生卵からのサルモネラ菌感染の可能性も考えられます。