なぜ夏バテ対策に「酸っぱいもの・豚肉・カレー」なのか (3/3)
- カレー
カレーには複数のスパイスが使用されています。使われるスパイスの種類によって血行促進、食欲増進、抗菌、整腸作用などのはたらきが期待できます。
また、カレーの具材として野菜たっぷりのものを食べれば、日々不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維なども補われ、栄養バランスも整いやすくなるでしょう。
タンパク質もしっかりと摂りたい場合は、具材として鶏肉を使用する、温泉たまごをトッピングするのもオススメです。
夏バテ予防のための食事ポイント
1日3食を基本として、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
冷たい麺ものはスルスルと食べやすく、夏は頻繁に食べることもあると思います。単品食べすると糖質過多につながる可能性があるので、具材をプラスする、サイドメニューを取り入れるなどして栄養バランスが偏らないよう注意しましょう。
また、冷えたドリンクの一気飲みや、そうめんのような冷たい食べ物ばかり口にしていると、内臓からからだが冷えてしまい、夏バテにもつながりかねません。そのため、夏バテになりやすい方は、冷えた食べ物・飲み物の常用や摂り過ぎは控えるようにするとベターです。
また、こまめに水分摂取することも夏バテ予防には大切です。「喉が乾いた」と感じる前に水を飲むことを心がけましょう。
[プロフィール]
瀧川みなみ(たきかわ・みなみ)
株式会社Muscle Deli管理栄養士、調理師。青山学院大学文学部卒業後、専門学校で調理師、食生活アドバイザー、栄養教諭を取得。専門学校卒業後は大手外食企業で働きながら管理栄養士を取得。接客、店舗管理、副料理長を務めたのち本社の商品企画・開発部門でデザートメニューの商品開発をおこなう。その後、クラウドレストランを運営するベンチャー企業に転職し、8ブランドの立ち上げを実現。より多くの人に向けて体・健康づくりの手伝いがしたいと思い、Muscle Deliに入社。商品開発、栄養指導、レシピやコラム作成等を担当。プライベートでは料理教室や食事に関するセミナーなどのイベントを主催。
記事協力
株式会社Muscle Deli
公式サイト https://muscledeli.co.jp/
<Text:編集部>