胃の調子がよくないときの対処法&消化がいい食べ物は。管理栄養士が解説 (3/3)
味噌汁、かきたま汁、野菜スープ、雑炊、ホットココア、ホットミルク、ノンカフェインのお茶など
また、上記に挙げた食材以外でもおすすめなものをいくつかご紹介します。
鶏肉(皮を取り除いたもの)、ゆでたまご、豆腐、バナナ、もやし、きのこ類、めかぶ、もずく、キャベツ、大根おろしなど
キャベツに含まれるビタミンUは胃粘膜の修復を助け、大根おろしに含まれるジアスターゼにはでんぷんを分解する酵素が含まれています。
避けたい食べ物、飲み物、調味料は?
レモン・お酢を使った酸味の強い食品や唐辛子などの香辛料は、適量であれば問題ないのですが、過度な摂取により胃壁にダメージを与えやすいです。そのため、摂取には注意が必要となります。
お酒については。摂取するアルコールが大量かつ高濃度になると、自分の胃酸によって粘膜が傷つけられ、さらなる不調をまねく原因にも。調子が戻るまでは飲酒を控えて胃をいたわってあげましょう。
胃の調子がよくないときは試してみてください。
回答者プロフィール
瀧川みなみ(たきかわ・みなみ)
株式会社Muscle Deli管理栄養士、調理師。青山学院大学文学部卒業後、専門学校で調理師、食生活アドバイザー、栄養教諭を取得。専門学校卒業後は大手外食企業で働きながら管理栄養士を取得。接客、店舗管理、副料理長を務めたのち本社の商品企画・開発部門でデザートメニューの商品開発をおこなう。その後、クラウドレストランを運営するベンチャー企業に転職し、8ブランドの立ち上げを実現。より多くの人に向けて体・健康づくりの手伝いがしたいと思い、Muscle Deliに入社。商品開発、栄養指導、レシピやコラム作成等を担当。プライベートでは料理教室や食事に関するセミナーなどのイベントを主催。
記事協力
・株式会社Muscle Deli
・公式サイト https://muscledeli.co.jp/
<Text:編集部>