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「小学生や中学生が筋トレをすると身長が伸びなくなる」は本当?トレーナーが解説 (1/2)

 以前「子どもを運動嫌いにさせない。体を動かすのが楽しくなる、手軽なエクササイズ4選」にて、幼稚園から小学生低学年くらいまでの年齢の子どもたちを対象に、将来運動嫌いにならないように親子で楽しめるエクササイズを紹介しました。

 今回はそれより少し上の年齢、小学校高学年から中学生くらいまでを対象とした筋トレの重要性を解説します。「子どもの頃に筋トレすると背が伸びなくなる」という説についても説明していきます。

小学校高学年~中学生あたりは運動能力を伸ばす時期

 成長期と重なるこの年代は、さまざまな動作を習得するのに最適な時期です。中には、特定のスポーツを専門的に行う子も出てくるでしょう。この時期に体の使い方を学べる運動を行うことは、将来の運動能力を発達させるうえで大きなメリットがあります。

 筆者がコーチを務めているクロスフィット・ジムでは、10~13歳程度の子どもたちを「プレ・ティーン」と呼び、1つの独立したクラスにしています。「程度」としているのは、この年代の子どもは成長に個人差があり、必ずしも年齢で区切ることがふさわしくないケースがあるためです。

「筋トレすると背が伸びなくなる」という説は本当か

「背が伸びなくなるから、ウチの子には筋トレをさせないで」

 これは、子どもを入会させるために連れてきた保護者から、筆者が実際に言われたことがある言葉です。クロスフィットでは、バーベルやダンベルなどを使った筋トレのほかに、走ったり跳んだり、鉄棒やリングなどを使った体操競技のようなエクササイズも行っています。そのため、筋トレ以外のことだけをやらせてほしいということでした。この人に限らず、子どもが筋トレをすると背が伸びなくなるという説を信じる人は日本では多いでしょう。実際、米国でもけっして珍しくはありません。

▲筋トレは必ずしもウェイトを使うとは限らない

 結論から述べますと、筋トレを正しい方法で行えば子どもの成長を阻害することはなく、むしろ逆に成長を促す効果があります。さらに運動能力を高めて、怪我をしにくい丈夫な体作りに役立つでしょう。

重量には注意する

 確かに、やみくもに重い重量を担がせるようなエクササイズは成長軟骨に強い負担がかかり、成長を阻害する可能性があります。特に、スクワットのような上下方向の動作には注意が必要です。そのため、私たちのジムの子どもクラスでは、筋トレは自重のみかごく軽い重量で行っています。

 余談になりますが、私の身長は160cmで日本人としても小柄。米国社会ではさらにその背の低さが際立ちます。コーチである私を見て、「ウチの子も背が伸びなかったらどうしよう」という不安を持ってしまう親御さんもいるかもしれません。ですので、よく次のように伝え、笑いをとると同時に安心してもらっています。

「私が筋トレを始めたのは30歳を過ぎてからです。子どもの頃にやっていたのは野球とサッカーです。筋トレをやったから背が低いのではありません」

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